2009年10月22日 (木)

活動報告 09-16 富士山自然休養林の秋

活動日・時間 2009年(平成21年)10月21日(金)8:00 - 17:00 
活動区域 西臼塚、二合目林道、白塚林道、大宮林道
天候    晴れ、曇り
参考    山頂    気温  -3.8゜C、湿度37%、643.0Pa(12時)
               河口湖上空3km  W 15m/s(12時)

秋深まる
P1080931 南麓の森、富士山自然休養林は秋色に染まっている。


P1080974 P1080981 P1080984 P1080992 P1090013 P1090017 P1090024 P1090072 P1090091 P1090093 P1090108 P1090117 二合目林道、白塚林道で見た紅葉・黄葉。





      

    

のぞまれる遊歩道の整備
P1080950 富士山自然休養林では、自然に親しむ遊歩道がよく利用されている。自然環境の保全と同時に、来訪者の安全、適切な利用のため、案内標識や遊歩道の整備がのぞまれる。

 

ここもスズタケ衰退
P1080953 P1080990 P1080962 標高1200m~1600m・南西部の森もスズタケが矮小化したり、枯れが進んでいる。林床では殆ど実生や稚樹が見つからない。

 

ニホンジカの食害対策
P1090160 P1090171 P1090152 大宮林道周辺では、従来からの防護ネットや間伐材を利用したフェンスに加えて、ヒノキの樹皮剥き対策に金網(ラス)巻きが行われている。こうした人工林での対策とともに、自然林での食害対応もふくめた総合的な個体数管理が要請されている。

   

生き物たち

P1090131 林道脇にカモシカと思われる頭骨をみた。カササギをはじめ野鳥が多い。

 

 

ゴミ回収 181個 ゴミ収集記録(調査票に対応)

P1090175 ゴミの放置は、景観に悪影響を与えるだけでなく、野生動物の誘引、餌付けとなる恐れがあります。富士山自然休養林の適切な利用と自然環境を保全するためゴミは持ち帰りましょう。

1.紙類
(1)食品パック類 1
(4)衛生物等 1
(5)タバコ吸殻 8
(7)紙片 3
(8)その他 ホッカイロ 1
2.布類
(2)タオル等 1
(3)切端 1   
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 2
(2)弁当関係類 3
(3)菓子容器類 12
(5)破片 26
(6)その他 薬シート 1
5.ビニール類
(2)袋類 4
(3)紐類 55
6.鉄類
(1)缶類 1
(2)飲料缶 28
(7)その他 プルトップなど 3
(8)アルミ飲料缶 18 
7.ガラス類
(1)飲料ビン 5
(3)破片 3
(4)その他 電球 1
8.ゴム類
(2)履物類 1
(5)その他 ベルト 1

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2009年10月10日 (土)

活動報告 09-15 スズタケの衰退

活動日・時間 2009年(平成21年)10月9日(金)8:00 - 14:00 
活動区域 水が塚駐車場、須山口登山歩道
天候    晴れ、曇り
参考    山頂    気温  -3.3゜C、湿度13%、636.1Pa(11時)
               河口湖上空4km  WSW 14m/s(11時)

台風一過
P1080579 P1080578 前日の台風18号の風が気がかりで富士山南麓の森を訪れた。 

P1080675 水が塚周辺の須山口登山歩道では枯れ枝が折れているところが数箇所。



ドングリ類
P1080614 森の入り口は色づきが増した。


P1080587 P1080632 昨年凶作だったミズナラには概ねドングリができている。新しいブナの実もみた。



スズタケの衰退
P1080594 須山口登山歩道入り口附近(1450m)のスズタケは,稈(茎)の高さ1~2m、葉の長さは20~30cmで密生。

P1080619 自然林(1500m)では、高さが1m程度となり、葉の長さも半分近く。


P1080730 P1080710 標高1550m地点ではスズタケの高さが50cm以下、葉の長さも10cm以下。場所によっては枯れた所(1600m)もある。

神奈川県丹沢では、ニホンジカが異常に増え、スズタケが矮小化したり、大規模に枯れる現象が報告されている。ニホンジカの増加とスズタケの枯死、矮小化には、因果関係があるかもしれない。

 

生き物達
Img_0005 附近のセンサー・カメラには、ニホンジカ、アナグマ、タヌキ、ハクビシンが記録されていた。左はアナグマ。

Imgp6833 イワニンジンにキアゲハの幼虫がいた。1450mの場所、この季節にいるとは。

 

P1080727 P1080726 アスナロが自生している。


Imgp6829 チビホコリタケか?




ゴミ回収 123個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
Imgp6835 水が塚周辺の歩道、作業道で飲料缶、飲料ペットボトルの放置が多い。野生動物の誘引、餌付けとなる恐れがある。無用な接触を避け、また、自然環境を保全するため、持ち帰りましょう。

3.プラスチック類
(1)ペットボトル 3
(2)弁当関係類 5
(3)菓子容器類 7
4.発泡スチロール類
(4)破片 15
5.ビニール類
(1)衣類 2
(2)袋類 12
6.鉄類
(2)飲料缶 49
(7)その他 プルトップなど 9
(8)アルミ飲料缶 17 
7.ガラス類
(1)飲料ビン 3
8.ゴム類
(3)加工付属品など ゴムキャップ 1

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2009年9月28日 (月)

活動報告 09-14 亜高山帯2400m附近のニホンジカ食害

活動日・時間 2009年(平成21年)9月27日(日)7:00 - 16:00 
活動区域 水が塚駐車場、富士宮口新五合目、宝永火口、宝永遊歩道
天候    晴れ、曇り
参考    山頂    気温  3.7゜C、湿度57%、649.5hPa(12時)
               河口湖上空3km  WSW 3m/s(12時)

富士山合同フィールドワーク
P1080434 P1080437 富士山自然誌研究会(菅原久夫会長)の合同フィールドワークに、幸運にも急遽参加。哺乳類、トンボ、蟻、鳥類、植生・植物、蝶、地質の先生方に多くのことを教えていただいた。富士山の自然のすばらしさを体感。ありがとうございました。

 

亜高山帯2400m附近のニホンジカ食害
P1080469 P1080470 宝永第2火口縁から富士宮口新五合目に向かう宝永遊歩道(標高2390m)沿いで、シラビソの幼樹とナナカマドの幹が剥皮されていた。また、エコレンジャーの仲間が富士宮口新5合目の駐車場(2370m)で、4頭のニホンジカを目撃。亜高山帯2400m付近まで、自然林のニホンジカ食害が拡大している。

 

気象庁の残置物撤去 その2
P1080402 P1080519 今日は、大型ヘリコプターで水が塚駐車場へ撤去物を空輸。9月24日に見た鋼製防護柵(手すり)や5合5尺避難所のものと思われるブロック破片や板類に加えて、山頂測候所周辺の残置資材と思われる金属単管、木材も。

 

ゴミ回収 26個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
宝永遊歩道沿いで排泄物が放置。
1.紙類
(4)衛生物等 9
(5)タバコ吸殻 6
(8)その他 銀紙 2
3.プラスチック類
(3)菓子容器類(飴) 3
5.ビニール類
(2)袋類 1
(4)破片 2
6.鉄類
(7)その他 プルトップ 1
7.ガラス類
(3)破片 1
8.ゴム類
(3)加工付属品など ゴムキャップ 3

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2009年9月25日 (金)

活動報告 09-13 気象庁残置物の撤去

活動日・時間 2009年(平成21年)9月24日(木)4:00 - 18:00 
活動区域 御殿場口(新五合目・山頂剣が峰・大砂走り・新五合目)
天候    晴れ
参考    山頂    気温  9.9゜C、湿度25%、649.3hPa(14時)
               河口湖上空3km  E 5m/s(14時)

 

1500m附近での日の出
P1070616 P1070618 夜中に登って山頂まで行かなくとも十分感動。


P1070627 P1070633 日の出とともに赤富士。しばらくしてふと見上げると黒富士の出現。雲の影だ。


気象庁の残置物撤去
P1070999 5合5尺の避難所(2750m)は取り壊され、整地されていた。


P1080188 8合目から頂上までの長田尾根には手すり(鋼製防護柵)はない。


P1080325 剣が峰から見ると、頂上東賽河原(ひがしさいのかわら)も、崖側の手すりが撤去されていた。


P1070948 P1080011 P1080032 P1080102 ヘリコプターによる搬出作業。頂上、東賽河原から撤去物を吊り上げる。3分で5合5尺避難所跡の中継点に運び、吊り下ろす。片道5分の早業。上部からの運搬が終わると、5合5尺避難所跡から水が塚駐車場まで運ぶ。これも片道5分。効率的なピストン輸送を数十回繰り返していた。

 

山頂部の自然環境保全
P1080213 P1080212 御殿場口頂上部の小屋下にあった古いゴミの山が片付けられている。9月初旬に行われた"富士山ごみ減量作戦(山肌清掃)"の成果の一つだ。山肌清掃など山頂部の自然環境保全が着実に進んでいる。

 

頂上付近での注意
P1080332 富士宮口側頂上近くのブルドーザー道は落石が目だつ。


P1080267P1080277 剣が峰・馬の背お鉢めぐり道が歩きづらい。手すりを掴みながら恐る恐る降りてくる登山者は「頂上までの筋肉疲労に加え、急斜面の道は滑りやすく、手すりよりロープを設置してほしい」と話していた。

P1080312 8月に剣が峰の最高点につけたあった崩落注意の警告がない。崩落の危険が無くなったと言うことではない。

 

 

秋を彩る富士山の生き物たち
P1080347 P1080140 P1080348 3300mのイワツメクサの花束。3000mで近くに停まったイワヒバリ。すっかり枯れたオンタデの斜面。

 

P1080372 双子山上空の三日月が長い一日の終わりに出迎えてくれた。




ゴミ回収 72個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
夏シーズンは終わったが、シルバー・ウィーク後のゴミ。トイレ関連のゴミが目立った。
1.紙類
(2)菓子容器類 1
(3)本・新聞など 2
(4)衛生物等 12
(5)タバコ吸殻 6
(7)紙片 8
2.布類
(2)タオル等 2
(3)切れ端 3
(4)その他 靴中敷き 1 テープ 3
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 2
(3)菓子容器類(飴) 7
(5)破片 3
(6)その他 ストロー 3
5.ビニール類
(3)紐類 4
6.鉄類
(7)その他 鈴 1 プルトップ 1 ストックの部品 1
8.ゴム類
(3)加工付属品など ゴムキャップ 3
(5)その他 ガム噛みかす 2
9.木類
(3)その他 割り箸 5

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2009年9月17日 (木)

活動報告 09-12 火山荒原 植生回復に注意信号

活動日・時間 2009年(平成21年)9月16日(水)7:30 - 17:30 
活動区域     御殿場口駐車場、双子山、宝永第3火口、幕岩、御殿場口
天候      曇
参考      山頂    気温  3.0゜C、湿度10%、642.1hPa(13時)
                 河口湖上空4km NW 13m/s

秋の火山荒原
P1070129 フジアザミは花から下を鋭利に切り落とされている。野うさぎの仕業。

  

P1070167 P1070282 イタドリが黄・紅葉している。

 

Imgp6596 タチコゴメグサは小さな可憐な花をつけていた。


 

ミヤマヤナギの枯れ
P1070260 宝永噴火により破壊された植生が300年をかけて回復中の火山荒原。
植生遷移を目前で見ることができる。


P1070171 P1070178 P1070186 P1070197 P1070201 近年、その回復の担い手のP1070230P1070234P1070268ミヤマヤナ ギが殆んど枯れてきた。



P1070211 P1070216 P1070221 新しい枝を出したものも先端が引きちぎられている。

 

P1070239 大きなミヤマヤナギも1.5m以下の葉はなく、幹が剥がされ、年々樹勢が悪くなっている。

 

P1070188 P1070276 P1070284 P1070293 後継のカラマツ幼樹の大半は、樹皮剥ぎにあい、枯損するものも現れている。

 

P1070179 状況からすると、ニホンジカが係わっているかもしれない。専門家の調査と対応策が緊急課題だ。

 

P1070511 スラッシュ雪崩が発生するとスコリアなどの大量の堆積物が下部へ流出する。自然植生の再生とともに、土砂崩壊・流出防備のため、植生回復がまたれている。


P1070311 P1070551 今回、森林帯で目撃したニホンジカは6頭。ヒメシャラの樹皮も剥がされていた。






  

ビニール紐マーキングは生態系と景観に悪影響
P1070320 P1070141 今回も、数多くのビニール紐マーキングをみた。両端を結んでも解れる。道しるべのロープにマーキングするとは、何なんだろうか。

 

ゴミ回収 147個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
1.紙類
(4)衛生物等 7
(5)タバコ吸殻 6
2.布類
(2)タオル 2
(3)切端 11
(4)その他 毛糸8
3.プラスチック類
(3)菓子容器類 8
(5)破片 9
4.発泡スチロール類
(4)破片 2
(5)その他 保温シート 4
5.ビニール類
(2)袋類 8
(3)紐類 43
(4)破片 35
6.鉄類
(2)飲料缶 4
(5)その他 バッジ 1 プルトップ 2

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2009年9月 8日 (火)

活動報告 09-11 ビニール紐マーキングは生態系と景観に悪影響

活動日・時間 2009年(平成21年)9月7日(月)7:30 - 18:30 
活動区域     水が塚、須山口登山歩道2.5合、3合周辺
天候       晴
参考       山頂    気温  16.0゜C、湿度15%、645.0hPa(14時)
                   河口湖上空3km N 2m/s

季節の移り変わり
P1060849 P1060871 稲穂も垂下がり、快晴の富士山。水が塚のナナカマドも赤い実をつけた。

 

P1060905 P1070022 ウラギンヒョウモンやキベリタテハが舞っている。

   

P1060947 P1070033 岩陰にはダイモンジソウ。亜高山の針葉樹林床にホコリダケ。

  

P1070083 P1070093 ミヤマアキノキリンソウやテンニンソウも咲いている。



ビニール紐マーキングは生態系と景観に悪影響
P1070069 P1070071 P1070073 P1070076 P1070077 P1070078 御殿庭(2000mから2200m)P1070079 P1070080 P1070081 P1070084 P1070086 に解れたビニール紐や毛糸のマーキングが放置されていた。一つや二つではない。5月にも低い標高での状況を報告。ビニール紐が強風で解れ、カラマツの枝に絡みつき、枝が折れていた。野鳥の営巣材料として使用され、幼鳥に絡まりつき死亡するケースもあるという。多くの人々に親しまれている御殿庭の景観も台無しだ。

 

自然林でのニホンジカ食害 (標高2000m~2200m)
P1070060 2000mを越える須山口登山道周辺でも、シラビソやコメツガの幼樹を中心に針葉樹の樹皮剥ぎによる枯れが進んでいる。

P1070042 P1070062 亜高山帯の林床は、緑の部分が多いが、良く見ると樹皮の食害による枯損が増えている。2100m附近で、オスジカを一頭目撃。

P1070091 P1070096 1700m附近の倒木帯ではシロヨメナが一斉開花。ニホンジカはきっとシロヨメナが嫌いなのだろう。


P1070105 思いのほか暑い一日のエコレンジャー活動も終わり。夕闇に沈んでいく御山が美しい。

 

ゴミ回収 121個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
1.紙類
(5)タバコ吸殻 1
(7)紙片 1
(8)その他 ポケットティシュ 1
2.布類
(2)タオル 2
(3)切端 15
(4)その他 毛糸4
3.プラスチック類
(3)菓子容器類(飴) 4
5.ビニール類
(3)紐類 68
(4)破片 3
(5)その他 テープ 22

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2009年9月 5日 (土)

活動報告 09-10 須山口登山歩道に注意信号

活動日・時間 2009年(平成21年)9月4日(金)7:00 - 9:30 
活動区域   水が塚、須山口登山歩道1.5合
天候       曇
参考       山頂    気温  4.4゜C、湿度95%、648.6hPa(8時)
                   河口湖上空3km  WNW 1m/s

秋の訪れ
Imgp6270 Imgp6271 森の入り口(1480m)にも秋が訪れはじめた。イタヤカエデの黄葉が一足先に始まった。

 

Imgp6283 登山歩道沿いのイタヤカエデには、病害があるようだ。夏の長雨の影響か。

 

Imgp6289 シロヨメナの花も夏の終わりを告げている。




須山口登山歩道に注意信号
Imgp6305 Imgp6303 Imgp6287 Imgp6281 Imgp6284 来訪者に親しまれている須山口登山歩道(水が塚・宝永火口)が黄色信号だ。土壌浸食、オーバーユースによる登山道の複線化・拡幅化、植生破壊が随所にみられ、登山道が荒廃している。利用には十分注意しよう。

Imgp6275 登山道周辺の自然植生は、ニホンジカの影響を強く受けているようだ。笹(スズタケ)の枯死も広がっている。

Img_0011

センサー・カメラには今年誕生した小鹿が記録されている。メスは、栄養状態がよければ2歳から子を産む。毎年着実に増加しているようだ。自然植生への影響が広がっている。  

Imgp6288 ウラジロモミの大径木は、幹周りが全て樹皮剥ぎにあい枯れてしまった。やがて倒れる。通る人は注意が必要だ。

 

 

 



ゴミ回収 16個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 2
(3)菓子容器類(飴) 2
(6)その他 たばこの吸い口、スポーツ・ゼリー 2
5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 2
(4)破片 3
6.鉄類
(1)缶類 1
7.ガラス類
(2)瀬戸物・陶器 1

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2009年8月20日 (木)

活動報告 09-09 携帯トイレ持参すべし

活動日・時間 2009年(平成21年)8月17日(月)5:00 - 19:00 
活動区域 御殿場口(新五合目・山頂剣が峰・大砂走り・新五合目)
天候    晴れ
参考    山頂    気温  6.9゜C、湿度41%、651.8hPa(14時)
               河口湖上空3km  NNE 3m/s(14時)

残雪、天候不順、事故、遭難が続いた7月も終わり、8月中盤になってやっと夏山かと思ったのに、早くも富士山では秋の気配を感じた。

 

Imgp5484 Imgp5492 日の出とともに御殿場口新五合目(1430m)を出発。ベニイタドリが朝焼けに映えている。

Imgp5530 御殿場口は、宝永噴火(1707年)でほとんど植生が壊滅し、森林限界が低い。現在でも度々スラッシュ雪崩がおきる。植生の回復と自然の猛威を観察できるフィールドだ。登る度に、長大な裾野と高度感を体験できる世界クラスの国立公園登山道だ。

Imgp5547 今年から登山標識が整備された。新標識は、富士山の自然環境に良く似合っていると思う。次郎坊など懐かしい地名が出ている。

 

Imgp5579 今日もまたブルドーザーが人員輸送をしている。一般の登山者が眺めている。

 

Imgp5722 7合目では、かなりの速度で後進しながら下山してくるブルドーザーを見た。ブルドーザー道の交差部の登山道で待機していた登山者は、ブルドーザーが近づくと、小走りで避難した。

 

Imgp5735 Imgp5734 7合目から上にオンタデが群生している。いつか、来訪者が「植えたの?」と聞いたほどだ。登山道に山地帯で見かける印象的なクジャクチョウがいる。気流にのってきたのだろう。

Imgp5764 ポールのプロテクターを片方無くしたおじさんに出会う。ちょうどスペアがあったので差し上げる。

 

Imgp5792 7月に遭難があった長田尾根では、お二人のご冥福を祈る。


Imgp5865 頂上剣が峰への最後の登り「馬の背」はさらに荒廃がすすんだように見える。急斜面の上り下りに難渋する。かって、ここでブルドーザーに出会い、手すりの外へ退避した怖い経験を思い出す。

Imgp5885 最高点・剣が峰の岩に「崩壊の危険あり」という表示があった。



Imgp5843 Imgp5925 頂上浅間大社奥宮近くのお鉢めぐり沿道に、比較的新しい人の排泄物が2箇所あった。嘔吐物も多い。


山頂部公衆トイレは4:00~16:00まで利用可能。ご来光目的で夜間登山する方は、落石への注意とともに、山頂部は日の出前、夏でも4、5°と寒く、寝不足や登頂の疲れもあって体調を崩しやすい。また、身動きできないほど大勢の登山者が滞留している場合があることを知っていて欲しい。折角の富士登山が、嫌な思いでにならないように。

Imgp5912 公衆トイレに表示されている小5大樹くんの提案は的確だ。「携帯トイレ持参すべし」


Imgp5952 14時間のゆっくりとした登山のあと、振り返る富士山御殿場口は美しい。



ゴミ回収 175個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
Imgp5959 登山者が比較的少ない御殿場ルートでも、お盆休暇明けで、通常の夏山期間中のゴミのパターンになっている。トイレ関連のゴミが目立った。

1.紙類
(2)菓子容器類 16
(4)衛生物等 8
(5)タバコ吸殻 36
(8)その他 トイレの紙 20
2.布類
(1)衣類 9
(2)タオル等 10
3.プラスチック類
(1)ペットボトル類 2
(3)菓子容器類(飴) 21
(5)破片 18
(6)その他 マスコット1
5.ビニール類
(2)袋類 1
(3)紐類 4
(5)その他 ビニール傘 1 テープ 8
6.鉄類
(1)缶類 1
(4)乾電池 3
(7)その他 鈴2 プルトップ 2 プレート 1 王冠 2
7.ガラス類
(1)飲料ビン 1
(4)その他 メガネ1
8.ゴム類
(2)履物類 1
(5)その他 ゴム紐 1
9.木類
(3)その他 割り箸 1

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2009年6月27日 (土)

活動報告 09-08 自然環境保全体験

活動日・時間 2009年(平成21年)6月26日(金)9:30 - 17:30 
活動区域 富士宮口新5合、宝永火口ハイキン・グコース、スカイライン道沿い、水が塚、須山口登山歩道1.5合周辺
天候     晴れ・曇
参考     山頂    気温  4.6゜C、湿度15%、647.4hPa(10時)
                河口湖上空3km  NNW 5m/s(10時)

静岡県新規職員研修会(自然環境保全体験)に参加
午前中は、富士宮口新5合目、新6合目、宝永第2火口壁をめぐるハイキング・コースを富士山エコレンジャーの仲間たちと参加し、研修生の皆さんへ説明。
Imgp4723 新6合目では、県自然保護室の中村さんが、オガクズ方式のバイオ・トイレを解説。

 

Imgp4726 日沢では、今年のスラッシュ雪崩で吹き飛ばされたダケカンバをみて自然環境の厳しさと森林限界付近に見られる植生の豊かさを共有。研修生の皆さんからは「砂礫の山のイメージが強かったが、植物の豊かさを知った」といった声が聞かれた。

Imgp4728 午後のスバルライン沿いのゴミ拾いでは、路肩のヤマオダマキの開花やニホンジカの白骨なども観察。そうした場所へのゴミ捨てに「なんでこんなところに捨てるのか」など研修生の皆さんどうしで話し合っていた。「また、富士山を訪れたい」という声も多かった。

   

夏山間近
Imgp4754 Imgp4733梅雨の晴れ間に上部が霞んでみえた。6月下旬にしては残雪が多い。 森の入り口は、すっかり夏の緑になっていた。

Imgp4748 Imgp4742 ムシカリ(オオカメノキ)はすでに緑の実(秋の訪れと共に紅くなる)をつけている。歩道沿いのギンリョウソウには、蟻が動き回っていた。

 

キハダの伐採
Imgp4732 15cm程度のキハダが地際で伐採されていた。周りのスズタケも採られている。


  

ゴミ回収 44個 ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(5)タバコ吸殻 15
(7)紙片 6
(8)その他 タバコ箱 2
3.プラスチック類
(3)菓子容器類(飴) 2
(5)破片 14
(6)その他 3
4.発泡スチロール類
(4)破片 1
5.ビニール類
(3)紐類 2
6.鉄類
(7)その他 プルトップ 1

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2009年5月27日 (水)

活動報告 09-07 須山口登山歩道周辺のブナ

活動日・時間 2009年(平成21年)5月19日(火)12:30 - 16:00 
活動区域 水が塚、須山口登山歩道1.5合周辺
天候     曇
参考     山頂    気温  -3.3゜C、湿度24%、640.8hPa(12時)
                河口湖上空4km  W 14m/s(12時)

 

新緑すすむ
Imgp4350 Imgp4353 森の入り口は、1週間でさらに緑が増した


Imgp4357 新緑の中にミツバツツジ(カントウミツバツツジ)の紅紫が映える。


Imgp4355 だが、新緑の林庄はスズタケの枯れが進行している。



須山口登山歩道周辺のブナ (標高1500m~1550m)
Imgp4361 日本の冷温帯落葉広葉樹を代表するブナは、富士山南麓地域でもよく見かける。ブナは日本海側では葉が大きくかつ薄い。一方太平洋側では小さくかつ厚くなる傾向があるといわれている。

Imgp4197 須山口登山歩道周辺のブナ(標高1500m~1550m)の葉の長さを計測してみた。


01 他地域のブナと比較してみると確かに太平洋側のブナは小さいといえそうだ。(図: ブナの葉の長さの比較 出現頻度%)
富士山、高隈山(鹿児島県大隈半島、ブナの南限)、六甲山は成樹のみ、白神山地は不明。六甲山と白神山地の調査データは、神戸市教育委員会調査による。

 

ゴミ回収 107個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
須山口登山歩道両側のスズタケのいたるところにシカ道(獣道)ができ、見通しがよくなった。歩道の両側数mに空き缶やペットボトルの投げ捨てが多い。

1.紙類
(5)タバコ吸殻 14
(7)紙片 12
(8)その他 タバコ箱 2
2.布類
(3)切端 リボンガーゼ(宗教?)かたまり 1
(4)その他 軍手 1
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 4
(3)菓子容器類(飴) 7
(5)破片 13
4.発泡スチロール類
(4)破片 12
5.ビニール類
(2)袋類 6
(3)紐類 5
(4)破片 7
6.鉄類
(2)飲料缶 10
(7)その他 オイル缶 1 ふた 1
(8)アルミ飲料缶 7
7.ガラス類
(1)飲料ビン1
(3)破片 3

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2009年5月13日 (水)

活動報告 09-06 ビニール紐マーキング放置

活動日・時間 2009年(平成21年)5月12日(火)11:00 - 19:00 
活動区域 水が塚、須山口登山歩道1.5合、2.5合周辺
天候     晴れのち曇
参考     山頂    気温  -0.1゜C、湿度51%、638.5hPa(16時)
                河口湖上空3km  WSW 16m/s

新緑の季節
Imgp4180_2Imgp4189_2   マメザクラの開花も終わり、富士山南面の森も初夏のようだ。森の入り口もすっかり新緑になった。

Imgp4192_3 Imgp4207_4 Imgp4205_3 ブナ、オオイタヤメイゲツの新葉やシロカネソウの清楚な花が目に飛び込んでくる。

Imgp4279_2 2000m付近では、ミヤマハンノキも葉が開き始めた。



自然林でのニホンジカ食害 (標高1600m~2000m)
標高1600m以上の国立公園、国有林内では自然林内でニホンジカ食害が広がり、2000mを越える高さまでニホンジカが進出している。

Imgp4243_2 Imgp4246_2 須山口登山歩道沿いでは、1600m~1800mでナナカマドの樹皮食害が目立った。特に南斜面で風の影響の少ないところでは、大方のナナカマドに食害跡がある。

Imgp4234_2 径の大きなウラジロモミにも樹皮剥ぎの食害が増えた。


Imgp4262_2 1800m~2000mでは、針葉樹とくにウラジロモミに枝の樹皮剥ぎが見られる。枯れが進んだウラジロモミの幼樹が点在する。御殿庭の美しい景観は、やがて大台ケ原のように樹木がなくなるかもしれない。

 

須山口登山道の荒廃
Imgp4326_2 Imgp4211_2 2007年3月のスラッシュ雪崩で約2mの落差ができた登山道は侵食が進んだ。迂回部分も崩れはじめた。須山口登山歩道では、同様な侵食と迂回するための登山道の拡幅が多い。行政による適切な調査・管理をお願いします。 参考 2007年3月スラッシュ雪崩
    

 

ビニール紐などによる冬季マーキング放置Imgp4280_2 Imgp4289_2 Imgp4293_2 Imgp4295_2 Imgp4298_2 Imgp4299_2

Imgp4301_2

Imgp4316_2 Imgp4303_2 Imgp4311_2

Imgp4314_2昨年12月以降に着けられた ビ ニール紐のマーキングが多数放置されていた。ビニール紐が強風で解れ、周囲の枝に絡みつき、枝が折れていた。生態系や景観への悪影響など懸念される。

 

ゴミ回収 137個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
1.    紙類
(5)タバコ吸殻 1
(7)紙片 2
2.布類
(3)切端 3
(4)その他 毛糸47
3.プラスチック類
(3)菓子容器類(飴) 4
(5)破片 1
5.ビニール類
(3)紐類 60
(4)破片 5
(5)その他 テープ 10
6.鉄類
(7)その他 鈴 1
8.ゴム類
(4)破片 21 

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2009年4月 8日 (水)

活動報告 09-05 富士山(大宮)林道のゴミ

活動日・時間 2009年(平成21年)4月3日(金)12:00 - 16:30 
活動区域 西臼塚周辺、富士山(大宮)林道
天候     晴れ
        西臼塚気温    9.5゜C(12時)
参考     山頂    気温  -10.7゜C、湿度20%、637.7hPa(12時)


スラッシュ雪崩の跡
Imgp3888 今シーズンも山麓南東面で何度かスラッシュ雪崩があったようだ。宝永山の下にも発生しているようにみえる。

 

林道沿いの倒木、ゴミなど

Img_0163 Img_0161 富士山林道で枯死倒木(ミズキ?) 2箇所。ブナの大枝落下が2箇所あった。先週台風並みの強風が吹いたがその影響かもしれない。

Img_0171 Img_0170 林道沿いには家電製品の廃棄物やタイヤが放置されている。

Img_0160 ビニール紐によるマーキングが解(ほつ)れている。森林生態系に影響が心配だ。

 

Img_0176 林道沿いには、空き缶、ペットボトル、ビニール類、車の部品など多数のゴミ(200個以上)が散乱していた。古いものから新しいものまで様々。
当日搬出できなかったので、林道脇にデポしておいた。4/7に回収にいったら既に片付けられていた。搬出下さった方ご協力ありがとうございました。


ニホンジカの食害状況
Img_0173_2 Img_0169_2 富士山(大宮)林道沿いは、昨年の同時期に比べ、針葉樹の樹皮剥ぎが少ない。広葉樹の全周樹皮剥ぎが多い。ヒノキの樹皮剥ぎが一部あるが目立たない。二合目林道と同じ傾向だ。目撃したニホンジカは5頭。

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2009年3月31日 (火)

活動報告 09-04 冬の生き物達

活動日・時間 2009年(平成21年)3月30日(月)8:00 - 16:30 
活動区域 水が塚周辺、二合目林道
天候     晴れ、曇
        水が塚 気温   -3.0゜C、積雪数cm(8時)
参考     山頂    気温  -15.9゜C、湿度18%、633.3hPa(8時)

 

森の入り口
Img_0106 3月下旬に何度か雪が降った。でも、なんとなく暖かい春の日差しだ。



生き物観察
Img_0113 Img_0115 Img_0122 水が塚周辺では、キツネ、タヌキ、テン、ヤマドリなどの足跡や糞を観察した。もちろん、ニホンジカも。今冬も多くの生き物達が厳しい季節を過ごした。

Img_0058 須山口1.5合目付近に設置したセンサー・カメラには、冬場でも毎月ニホンジカが観察された。従来、冬場は低地への移動が指摘されていたが、大雪のない冬は、1650m付近に定着している群れがいるようだ。

Img_0248 その他、ノウサギ、キツネ、タヌキ、テンが記録された。1650m地点の積雪時にタヌキがいたことは予想外だ。



ニホンジカの食害状況
2合目林道沿いでは、昨年の同時期に比べ、針葉樹の樹皮剥ぎが少ない。ウラジロモミの根元に小面積の食害があるが、昨年のような全周にわたる樹皮剥ぎは目立たない。

Img_0134 Img_0135 変わって、マユミなどの広葉樹の全周樹皮剥ぎが多い。冬シーズン初めにはキハダが多かった。目撃したニホンジカも7頭と今日は比較的少ない。移動するニホンジカは、毎年越冬する場所が変化しているのだろうか。

Img_0151 南向きの林床には、バイケイソウの芽生え。見通しは良いが、ニホンジカの食べない植物しか育たない。



Img_0150 Img_0142 春は近いが、まだ厳しい日々が続く。市兵衛沢に氷のツララができていた。大きいものは約1m。下まで届いて氷柱となっている。



ゴミ回収 84個  (調査票に対応)

二合目林道沿いにはゴミが多い。1月末にも回収したのに。林道利用者へのマナー啓発が要請される。

1.紙類
(3)衛生物等 3
(4)タバコ吸殻 14
(7)紙片 8
(8)その他 タバコ箱 1
2.プラスチック類
(1)ペットボトル 3
(2)弁当関係類 3
(3)菓子容器類 4
(4)使い捨てライター 1
(5)破片 13
(6)その他 2
5.ビニール類
(3)紐類 9
6.鉄類
(1)缶類 2
(2)飲料缶 12
(7)その他 車ヘッドランプ 1
(8)アルミ飲料缶 3
7.ガラス類
(1)飲料ビン 3
(2)瀬戸物・陶器 2

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2009年3月 6日 (金)

活動報告 09-03 広葉樹大径木の伐採

活動日・時間 2009年(平成21年)3月3日(火)9:30 - 10:30 
活動区域 大渕林道
天候    雪
            西臼塚(1250m)  気温  -3゜C、積雪なし(9時)
参考:       山頂             気温  -12.8゜C、湿度83%、630.9hPa(10時)


森林と人との共生林(自然維持タイプ)での広葉樹大径木の伐採

P1060622 P1060618 西臼塚駐車場から東へ約1km入った大渕林道沿い(北側約20~30m)で、広葉樹の大径木が伐採されていた。伐採された広葉樹は、根回り4~5m程。切り口では、樹皮に菌の侵食がみられ、部分的に枯れていたようだ。

 

P1060614 搬出用の作業道確保のため数本の樹木も伐採されていた。

    

付近は計画図によると、189林班で170~180年生の広葉樹天然林。国有林の機能類型として森林と人との共生林(自然維持タイプ)となっている。自然維持タイプは、原則として禁伐とされている。

   

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2009年1月24日 (土)

活動報告 09-02 ニホンジカ41頭目撃

活動日・時間 2009年(平成21年)1月24日(土)8:30 - 14:30 
活動区域 二合目林道
天候      晴れ、曇、雪
             深沢            気温  -5.4゜C、積雪なし(12時)
参考:          山頂            気温 -20.7゜C、湿度45%、617.9hPa(12時)
                  河口湖上空4Km WSW 33m/s(12時)

 

水が塚からの富士山
P1050935 2週間前に比べて積雪は少ない。



マーキングは止めよう
スカイライン沿いに、ビニールなどのマーキングが目立つ。生態系への悪影響もあるし、景観もそこなう。公共の財産である自然公園や国有林を大切にしよう。


ニホンジカは
林道を歩いて、41頭のニホンジカを目撃した。静岡県森林林業研究センターの調査では、富士地域に1万頭のニホンジカが生息しているそうだ。

P1050963 林道沿いのスズタケは殆んど枯れている。スズタケが頭部にだけ冬芽をつけるためニホンジカの食害にあうといわれている。


P1050967 P1050969 P1060034 P1060051 1月にはいって、広葉樹の樹皮剥ぎが広がった。樹皮剥ぎされた大半は、キハダ。冬場、最初にこの樹皮から食べらるようだ。(マユミなどの樹皮剥ぎもある)

P1060052 林床には幼樹は見かけず、植生が貧弱。消失しているときもある。

 

P1060044 P1060048 場所によっては荒澤ができている。森林の土壌保全機能が損なわれ土砂災害が起こる恐れがある。

 

Imgp3720 P1050960 P1050996 林道では、雪の部分にテンやキツネやイノシシの足跡や糞がみられる。動物相も今は多様だ。

P1060063 だが圧倒的に多いのはニホンジカの痕跡。一つの種がこれほど増えてくると、他の動物や植物や土壌などとの"つながり"が、おかしくならないのだろうか。



ゴミ回収 58個  (調査票に対応)

二合目林道沿いには飲み物の空き缶などのゴミが多い。付近には多くの野生動物が生息している。人工の味を覚え、餌付けされる恐れもある。林道利用者へのマナー啓発が要請される。

2.布類
(3)切れ端 9
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 2
(3)菓子容器類 6
(5)破片 3
(6)その他 化粧品容器 1
5.ビニール類
(3)紐類 20
6.鉄類
(1)缶類 7
(7)その他 ホイール 1
(8)アルミ飲料缶 4
7.ガラス類
(1)飲料ビン 3
  8.ゴム類
(2)履物類 長靴 2

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2009年1月11日 (日)

活動報告 09-01 雪の下の植生を大切に

活動日・時間 2009年(平成21年)1月10日(土)11:00 - 16:00 
活動区域 水が塚駐車場、須山口1.5合、西臼塚
天候 晴れ   水が塚         気温  -0.1゜C、積雪10~15cm(11時)
                  須山口1.5合  気温  -2.2゜C、積雪15cm(13時) 
参考:          山頂            気温 -22.1゜C、湿度81%、616.2hPa
                  河口湖上空3Km WNW 11m/s(11時)

 

雪の水が塚
P1050192 暖かな静岡にも雪。富士山の恵みだ。水が塚で子供たちはソリ遊びを楽しんでいる。

 

P1050198 P1050197 困ったことに雪で隠れた歩道に4WDで乗り上げたり、植生を台無しにする不心得者も現れる。雪の下の植生も大切にしよう。

 

水が塚の森も雪景色
P1050227 P1050210 P1050224 水が塚の森も雪で覆われた。歩道の両側のスズタケや樹木が雪の重みで傾き歩きづらい部分もあるので注意しよう。雪面には動物達の痕跡。雪の上で楽しい観察ができる。テンの足跡と糞。

 

ニホンジカは
水が塚(1450m)付近のニホンジカは、この雪の中どうしているだろう。
P1050277 P1050263 P1050279 見上げると氷をまとった樹木が美しい。目を下に転ずると、スズタケを覆った雪面にニホンジカの足跡が続き、ところどころに糞もある。

P1050301 Img_0105 雪面に60cmx30cm程度の穴がある。どうやら雪の中でもうずくまって休んでいるようだ。右の写真は、無雪期だか、ニホンジカが休憩している様子(生き物調査のセンサーカメラにて撮影)

Dsc00583 センサー・カメラに、雪の重みでしなったウラジロモミの葉にクチを近づけるニホンジカが写っていた(2008/12/14)。殆んどおなじような状景が昨年1月に記録されている。 やはり葉を食べているのだろうか。

P1050327 西臼塚(1200m)付近には殆んど雪はなかった。ウラジロモミの地際の樹皮剥ぎがはじまった。比較的あたらしく、土も少し掘っているようだ。


午後は快晴
P1050315


  

ゴミ回収 9個 
ゴミ収集記録(調査票に対応)

水が塚周辺は、積雪のためゴミが殆んど隠されている。それでも樹木の枝にペットボトルがおかれているなど来訪者へのマナー啓発が必要。

1.紙類
(7)紙片 1
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 2
(2)弁当関係類 1
(3)菓子容器類 3
5.ビニール類
(3)紐類 1

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2008年12月31日 (水)

活動報告 08-27 ビニール紐は似合わない

活動日・時間 2008年(平成20年)12月31日(水)8:45 - 15:30 
活動区域 西臼塚駐車場、大宮(富士山)林道、二合目林道
天候 晴れ 参考: 山頂 気温 -22.4゜C、湿度28%、620.8hPa(11時)
                            河口湖上空3Km WNW 20m/s(11時)

南南西側の富士
P1050071 高さに応じて植生景観が変わっていく様がおもしろい。枯れた広葉樹と濃緑の針葉樹の織り成す冬の景観

ビニール紐の利用は控えよう
P1050130 二合目林道沿いで作業の境界設定にビニール紐が使われていた。ビニール紐が風で周囲の樹木と擦れ、細かく解れ(ほつれ)散乱している。解れたビニール紐は野鳥の巣作りに使われ、雛に絡んで雛が死亡する事故が起きる場合がある。ここは、国立公園特別地域に指定されている。美しい富士山にビニール紐は似合わない。生態系保全と景観保全のため、標識目的のマーキングを含めビニール紐は撤去しよう。お願いします。

 

ニホンジカの食害
P1050113 P1050112 咋冬、1月を過ぎると二合目林道、大宮林道では、ニホンジカによるウラジロモミやヒノキの人工林で樹皮剥ぎが多く観察された。今年も12月になり二合目林道、大宮林道にニホンジカが多く見られるようになった。12/31は16頭のニホンジカを目撃した。現時点では、新たなウラジロモミ、ヒノキの樹皮剥ぎはみられず、マユミやキハダの樹皮剥ぎが目立つ。積雪状態(1月後半以降)になると樹皮剥ぎの食性が変化するのだろうか。観察を続けたい。

動物たちの痕跡
Imgp3705 林道にはキツネやテンと思われる糞が多数残されている。雪が積もると動物達の足跡観察が楽しい。

 

 

ゴミ回収 137個 
ゴミ収集記録(調査票に対応)

大宮(富士山)林道、二合目林道沿いには飲み物の空き缶、ペット・ボトルなどのゴミが多い。付近にはツキノワグマをはじめとする野生動物が生息している。人工の味を覚え、人里に出没するおそれもある。ゴミは持ち帰ろう。

1.紙類
(5)タバコ吸殻 3
(7)紙片 1
(8)その他 たばこ箱 1
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 7
(2)弁当関係類 7
(3)菓子容器類(飴)  8
(5)破片 40
4.発泡スチロール類
(4)破片 5
5.ビニール類
(1)衣類 1
(3)紐類 28
(4)破片 3
6.鉄類
(1)缶類 1
(2)飲料缶類 16
(7)その他 アルミ・テープ 1
(8)アルミ飲料缶 5
7.ガラス類
(1)飲料ビン 5
(2)破片 3

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2008年12月18日 (木)

活動報告 08-26 自然林も大きな課題 ニホンジカの食害

活動日・時間 2008年(平成20年)12月13日(土)9:30 - 15:00 
活動区域 水が塚駐車場、須山口登山歩道1.5合目
天候 晴れ 参考: 山頂 気温 -10.5゜C、湿度31%、637.7hPa(9時)

冬の訪れ
P1040643 P1040684 水が塚から見上げる富士山も、森の入り口もすっかり冬の季節になった。


ニホンジカの食害
P1040658 P1040663 須山口登山歩道入り口から直ぐのマユミやリョウブの樹皮が剥がされている。毎年12月になると新しい食害が観察される。






ウラジロモミの立ち枯れ
P1040712 P1040729 須山口登山歩道1.5合目下のウラジロモミがとうとう立ち枯れた。昨年までは全周を樹皮剥ぎされていたが、緑葉をつけていた。今は茶色の枯れ木になってしまった。付近を歩くと、新たに6本の樹木が全周を樹皮剥ぎされ、立ち枯れていた。昨年までは、1本のみだったが、一挙に増えた。




生き物調査のセンサー・カメラから
Img_0400 水が塚周辺に設置しているカメラには、10月からの2カ月間、一部のニホンアナグマやキツネを除き、殆んどニホンジカの記録になった。オスジカも頻繁に記録された。分析はこれからだが、確実に増加傾向にあるようだ。南麓の森づくりでもニホンジカの食害対策が課題となっている。自然林でも早急な食害対策が必要だ。

豊かな動物相
P1040679 P1040716 P1040720 ヒメヒミズの死体、木の実が混じったテンの糞、ネズミの毛が混じったキツネの糞など一帯の動物相は、今は豊かだ。だが、ニホンジカの食害により生態系の基盤となる植生が変化すると、生き物達の多様性が後退しかねない。

 

ゴミ回収121個 
ゴミ収集記録(調査票に対応)
ビニール紐のマーキングが新たに付けられていた。生態系や景観に悪影響があるビニール紐を使って、個人的マーキングをするのは止めよう。お願いします。

1.紙類
  (2)衛生物等 2
(5)タバコ吸殻 16
(7)紙片 17
(8)その他 紙コップ 1
2.布類
(3)切端 3
(4)その他 5
3.プラスチック類
(3)菓子容器類(飴) 13
(5)破片 10
(6)その他 ボールペン 1
5.ビニール類
(3)紐類 59
(4)破片 1
6.鉄類
(2)飲料缶類 2
8.ゴム類
(5)その他 ピッケル・キャップ 1

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2008年12月17日 (水)

活動報告 08-25 西臼塚・富士山ふれあいの森

活動日・時間 2008年(平成20年)12月6日(土)13:00 - 15:30 
活動区域 西臼塚駐車場、富士山ふれあいの森
天候 晴れ 参考: 山頂 気温 -19.4゜C、湿度52%、624.6hPa(14時)

12月になると
Imgp3607 標高約1200mの西臼塚周辺の落ち葉は霜で美しく装われる(8時ごろ)。



 

西臼塚・富士山ふれあいの森
P1040363 奇石博物館発行の「富士山自然の小径 西臼塚 -自然観察ガイドブック-」を片手に歩いた。植生を中心にしたガイドブックは、楽しい自然観察の友。平成11年に発行され、現在では絶版になったそうで、今回は博物館からお借りした。

 

ブナ広場
P1040389 P1040395 だれもいないブナ広場は広々としている。ブナの大木には、数多くの実がついている。10月に西臼塚のカエデ広場では、ブナの実が音をたてて落ちていた。1本1本のブナの木にも多様性があるらしい。そういえば、一口にブナといっても、葉の大きさは、地理的変異を示すことが知られている。葉の面積は、南から北へ、また、太平洋側から日本海側へ向かうにつれ連続的に大きくなる。

 

ウラジロモミの除伐
P1040432 およそ60年生のウラジロモミが列状に伐られていた。林内が明るい。やがてこのウラジロモミ人工林は、針広混交林へと変わり、生物相の豊かな森になっていくのだろう。

 

  

自然観察路の荒廃
P1040374 P1040424 自然観察路の表土が雨水などによって流され水路となっている。この状態のまま放置されると、さらに侵食がすすむ恐れがある。土壌が流出し、丸太階段が浮き上がっている箇所も多い。豊かな自然を体験できるネイチャー・トレイルを大切にしたい。

 

夕刻の富士山
P1040494 水が塚から見た夕日をあびた富士山。午前中の雲が霧氷の森をつくった。豊かな自然環境と美しい景観を孫達にも体感してほしい。



  

ゴミ回収 28個  ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(1)食品パツク類 1
(5)タバコ吸殻 1
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 1
(3)菓子容器類 3
(5)破片 9
(6)その他 カイロ袋 4
5.ビニール類
(2)袋類 2
(3)紐類 3
6.鉄類
(2)飲料缶 1

7.ガラス類
(1)飲料ビン 3

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2008年11月16日 (日)

活動報告 08-24 富士山(大宮)林道周辺

活動日・時間 2008年(平成20年)11月15日(土)10:00 - 15:00 
活動区域 西臼塚駐車場、富士山林道(大宮林道)
天候 晴れ 参考: 山頂 気温 -2.8゜C、湿度98%、642.0hPa(12時) 、河口湖上空4km WSW 16m/s(12時)

 

11月の富士山
P1040154 P1040208 富士山林道(約1200m)沿いの茅原や広葉樹林もすっかり晩秋の趣。  

 

ニホンジカの痕跡

Imgp3330 P1040211 周囲の林内には真新しいニホンジカの糞粒が散見される。林道の湿った部分には、蹄の跡。

 

木の実

P1040202 スズメに似たカシラダカの群れにたびたび出会った。どんな木の実を啄ばんでいるのだろう。

 

P1040180 ガマズミ



P1040188 アズキナシ(テンの好物)


 

P1040181 P1040210 マユミ、ツリバナ(コゲラが良く食べる)



Imgp3344 P1040206 Imgp3347 ヤマウコギ、ヤブデマリ、クサギ


     

ツキノワグマは何処へ
P1040230 1月に林道付近で見かけたミズナラのクマ棚が無い。今年の富士山南麓のミズナラは凶作。ツキノワグマは冬眠を前に何処で何を食べているのだろう?




  

     

ゴミ回収 95個
ゴミ収集記録(調査票に対応)
林道沿いにビニール紐のゴミが多い。林業関係者の方はビニール紐の使用が生態系にあたえる悪影響を考えてほしい。

1.紙類
(5)タバコ吸殻 2
(7)紙片 1
(8)その他 銀紙 1
2.布類
(3)切端 1
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 9
(3)菓子容器類 11
(5)破片 20
5.ビニール類
(3)紐類 31
(5)その他 テープ 2
6.鉄類
(2)飲料缶類 5
(3)ワイヤー 1
(7)その他 プル 1、破片 1
(8)アルミ飲料缶 2
7.ガラス類
(2)瀬戸物・陶器 4
(3)破片 3

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2008年10月 5日 (日)

活動報告 08-23 水が塚周辺の豊かな動物相

活動日・時間 2008年(平成20年)10月4日(土)9:30 - 16:30 
活動区域 ①水が塚駐車場、須山口登山歩道1.5合、浅黄塚麓、水が塚駐車場 ②西臼塚
天候 晴れ 参考: 山頂 気温 2.2゜C、湿度10%、643.9hPa(12時) 、河口湖上空3km W 10m/s(12時)

10月になると
P1030784 水が塚周辺の森も秋らしくなってきた。


  

P1030777 P1030796 オオカメノキやコミネカエデの葉も色づいてきた。このコミネカエデの幹周りはニホンジカの樹皮剥ぎにあっている。来年の紅葉もみることができますように。



生き物たちの痕跡
P1030774 キツネの糞。木の実や生き物の毛がまじっている。

 


P1030783 P1030779 イノシシの足跡。副蹄の跡が特徴。草本の根を掘り返そうとしていたのか。

 


Imgp2982 これは小さなヤマネの糞ようだ。

 


センサー・カメラには、ニホンジカ、ニホンアナグマ、ハクビシンの姿が撮影されていた。
Img_0182 ハクビシン。富士山南麓1600m付近まで生息域を拡大している。



  

須山口登山歩道の荒廃
P1030802 P1030805 須山口登山歩道は、昨春のスラシュ雪崩、今年の大雨の影響で土壌浸食が進んでいる箇所が散見される。また、侵食部分を避けて、登山道が拡大し植生に影響を与えている(写真では、凡その深さを示すため拡大部分に身長150cmの人を配置)。管理者・管理団体の調査ならびに保全が望まれる。

ゴミ回収 185個
ゴミ収集記録(調査票に対応)
浅黄塚南東麓に、古くからのゴミが多い

1.紙類
(4)衛生物 2
(5)タバコ吸殻 7
(7)紙片 1
(8)その他 銀紙 5、タバコ箱 3
2.布類
(3)切端 1
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 7
(2)弁当関係類 36
(3)菓子容器類 14
(5)破片 42
4.発泡スチロール類
(3)食品箱類 2
5.ビニール類
(1)衣類 雨合羽 1
(3)紐類 3
(4)破片 3
6.鉄類
(1)缶類 1
(2)飲料缶類(古いサビ)  12
(4)乾電池 2
(7)その他 10
(8)アルミ飲料缶 11
7.ガラス類
(1)飲料ビン 2
(3)破片 17
8.ゴム類
(2)履物類 長靴 2
(5)その他 手袋 1

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2008年9月28日 (日)

活動報告 08-22 9月の山頂トイレ事情

活動日・時間 2008年(平成20年)9月27日(土)5:00 - 18:30 
活動区域 御殿場口駐車場、御殿場口登山道、剣が峰、御殿場口登山道、大砂走り、御殿場口駐車場
天候 晴れ 参考: 山頂 気温 -0.6゜C、湿度21%、641.7hPa(15時) 、河口湖上空4km WNW 23m/s(16時)

9月も終わります
Imgp2906 Imgp2795 風が強く、雲海が見事。山頂のコケの周りにツララができていた。



9月の山頂トイレ事情
Imgp2895Imgp2894 閉山後9月は、山小屋や山頂公衆トイレが使用できず、汚物やティッシュが目立つ。写真は環境省山頂公衆トイレ西側。ここだけで10箇所以上。また、御殿場口登山道脇にも数箇所。9月の富士山には、北海道など他の地域と同様に携帯トイレの普及を期待したい。来訪者には携帯トイレの持参、管理者は携帯トイレ用のブース、回収箱の設置など早急にお願いしたい。また、環境省には7、8月に加えて、9月の登山者数を基礎データとして記録お願いします。

Imgp2801 浅間大社奥宮前に幕営している登山者に撤去をお願いした。残念ながら、この人たちは携帯トイレを持参していなかった。   

 

剣が峰”馬の背”登山道
Imgp2831 Imgp2834 剣が峰南側の通称”馬の背”は、お鉢めぐりの登山道。また、測候所への資材運搬用のブルドーザーなど重機にも利用されており、安全管理が要請されている。この急斜面の登山道は9月の雨で侵食がすすんだ。年間を通しての厳しい自然環境、万を越えるであろう登山者のオーバーユース、重機の利用など負荷は大きい。今後、地球温暖化の影響による山頂凍土の融解の影響も懸念されている。国立公園特別保護地区として、適切な管理・保全をお願いします。

小屋跡
Imgp2746 Imgp2925 御殿場口には、放置状態の小屋がある。御殿場口登山道の歴史を含めた調査がなされ、適切な保存、あるいは撤去をお願いします。撤去の際は、小屋跡は登山の通過目標地点となっているので、代替の目標物設置を検討ください。また、昨秋、新5.5合(旧2.5合)の小屋跡が撤去された。同時に小屋のゴミも埋められた。今年、そのゴミが砂礫の表面から出てきた。こうしたゴミ処理も配慮ください。

上部大砂走りの荒廃
Imgp2954大砂走り上部、7合目下(3019m)から宝永山馬の背下(2670m)付近まで、下山道を大小さまざまな石(岩)が覆っている。細かな砂礫に覆われた大砂走り下部と同様に早い速度で降りると危険。実際事故もおきている。利用者はご注意ください。

予想外の植生
Imgp2752 2950m付近のダケカンバ(下側の黄葉していない部分)


  

Imgp2756 2970m付近のミヤマヤナギ



Imgp2926 3170m付近のイワツメクサ(下部は枯れているが、上部は花が咲いている)


   

3種とも、岩の割れ目で生育している。土が移動しないこと、岩による熱の蓄積や大量の降雨が高所での生育を可能にしているのか。地球温暖化の影響もあるのだろうか。

ゴミ回収 89個
ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(4)衛生物 9
(5)タバコ吸殻 20
(7)紙片 4
(6)ステッカー類 1
(8)その他 銀紙 2、タバコ箱 1
2.布類
(3)切端 7
(4)その他 ロープ 1 
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 1
(2)弁当関係類 3
(3)菓子容器類 3
(5)破片 7
(6)その他 酸素吸い口 2、スプレー口 1、ストック先端部 1
4.発泡スチロール類
(4)破片 2
5.ビニール類
(1)衣類 雨合羽 2
(3)紐類 2
(4)破片 10
6.鉄類
(1)缶類 酸素缶 1
(2)飲料缶類(古いサビ)  7
(7)その他 鈴 1、クギ 1、プルトップ 1
8.ゴム類
(2)加工付属品品など ストック・キャップ 1

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2008年9月 7日 (日)

活動報告 08-21 亜高山帯のニホンジカ

活動日・時間 2008年(平成20年)9月6日(日)7:30 - 18:00 
活動区域 スカイライン旧料金ゲート、ガラン沢・御殿庭ハイキング・コース、宝永火口縁・双子山ハイキング・コース、ガラン沢・御殿庭ハイキング・コース、スカイライン旧料金ゲート
天候 晴れ 参考: 山頂 気温 8.8゜C、湿度75%、652.3hPa(12時) 、河口湖上空4km SE 6m/s(12時)

9月になりました
P1030503_5 P1030693_7空は晴れているが、山頂に薄い傘雲がかかりはじめた。静かな水が塚の駐車場には、ツバメが乱舞している。夏山は閉山したが、宝永火口縁周辺では、多くの来訪者に出会った。

 

ニホンジカ
P1030514_2P1030517_3 ガラン沢・御殿庭ハイキング・コースに入って直ぐ、スズタケが矮小化し、枯れが目立っている。ニホンジカの嫌いなマルバダケブキが咲いている。

 

P1030528_2 P1030534_2 不安定な天候が続いたせいか、涸れ沢(ガラン沢)の水壷にも水が湛えられている。ニホンジカをはじめとする生き物達にとって、定常的な渓流が無い富士山上部では貴重な水場かもしれない。沢の砂礫の部分に足跡がある。ツキノワグマの足跡にもみえる。

 

P1030620_2 P1030621_2 ハイキング・コース周辺の亜高山帯上部(~2300m)にかけて、1m程度の幼樹(シラビソ、コメツガ)が枯れている。ニホンジカの食害だろう。針葉林床のコケの上に、ツヤツヤとした(真新しい)糞がおちている。鳴声を聞いた。2008年6月初めにも、ほぼ同じ場所でニホンジカの糞を確認している。6月~8月は、亜高山帯上部(2200m~2300m)にかけても生息しているようだ。富士山南麓では、確実にニホンジカの生息域が広がっている。富士山地区でも、県による特定鳥獣保護管理計画を検討する時期ではないだろうか。

 

コース標識
P1030709_2 宝永第3火口付近(宝永火口縁・双子山・御殿場口ハイキング・コース)には、自然石に直接ペイントされたコース標識がある(3箇所)。来訪者には、内容が読みづらく、せっかくの自然景観にもそぐわない。

 

P1030719_2 このコースの1980m付近にある標識は、来訪者に誤解を与えかねない。南西方向(写真では、左側)の御殿庭下、御殿庭上への距離、時間がおかしい。御殿庭下までゆっくり歩いても20分程度だ。また、御殿庭上の標識は、須山口登山歩道(2240m)と宝永火口縁・双子山・御殿場口ハイキング・コース(2170m)のそれぞれ離れた場所にある。

 

個人的マーキング
P1030720_2 今回歩いた富士山自然休養林ハイキング・コースには、ビニール紐によるマーキングが多い。保護管理協議会が設置した標識のすぐ近くにも複数箇所マーキングされていた。場所によっては、5mおきにマーキングされている。ビニール紐は解れやすく生き物達の自然環境にも、自然景観にも悪影響がある。個人的なマーキングの乱立は、背景に公共標識の未整備があるのかもしれない。行政や保護管理協議会による個人的マーキング防止キャンペーンや公共標識の整備を期待したい。

 

ゴミ回収 208個
ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(4)衛生物 1
(5)タバコ吸殻 4
(7)紙片 4
(8)その他 銀紙 5
2.布類
(3)切端 2
(4)その他 毛糸 41 
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 1
(2)弁当関係類 5
(3)菓子容器類 8
(5)破片 8
(6)その他 薬類包装 4
4.発泡スチロール類
(4)破片 5
5.ビニール類
(3)紐類 80
(4)破片 27
6.鉄類
(2)飲料缶類 2
(7)その他 プル 4
(8)アルミ飲料缶 3
7.ガラス類
(3)破片 3
8.ゴム類
(2)履物類 1

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2008年8月31日 (日)

活動報告 08-20 枯損木の倒壊に注意

活動日・時間 2008年(平成20年)8月31日(日)7:00 - 12:30 
活動区域 水が塚駐車場、須山口登山歩道1.5合、須山口下山歩道1.5合、水が塚駐車場
天候 晴れ、のち曇 参考: 山頂 気温 7.5゜C、湿度86%、647.4hPa(10時) 、河口湖上空3km W 4m/s(10時)

 

8月最後の日曜日
P1030322 麓から(御殿場市グミ沢)、山頂部の須走・吉田の登山道、下山道(ブルドーザー道)をいく登山者の列が見える。吉田口では、8月19日に過去最高の登山者数を越えたそうだが、最終的にどの位の数字になるだろう。

 

P1030346 不安定だった天候も落ち着いてきたようだ。大雨が洗い流してくれたのか、水が塚から仰ぐ富士山は、岩肌や森の木々がクッキリと美しい。


P1030382P1030386 森の入り口は、真夏の深いみどりから微妙に色彩が変化してきた。一番早く黄葉してきたイタヤカエデが数本ある。


   

須山口登山歩道の洗掘と拡幅
P1030418 水が塚からの須山口登山歩道は、1500m付近から、スラッシュ雪崩の砂礫や短時間の大量降雨により、土壌が流出し洗掘が進んでいる。従来の登山歩道部分が洗掘され、歩き難くなるため、来訪者は洗掘されていない植生部分を歩き、登山歩道が拡幅されている。このような拡幅箇所は、須山口登山歩道1700m付近まで5、6箇所散見される。

 

ハイキング歩道への枯損木倒壊
P1030456 須山口登山歩道1.5合から須山口下山歩道1.5合への水平歩道は、自然観察に良いところだ。その歩道を枯損木が倒壊して覆っている。比較的最近の倒壊のようだ。倒壊時に歩行者がいれば、事故につながったかもしれない。奥山は、何が起こるかわからない。枯損木の倒壊には十分注意しよう。

 

浅木塚歩道立入禁止
Imgp2567Imgp2588 浅木塚歩道の東側、須山口下山道との合流地点に、森林管理署の立入禁止表示が出されていた。ダイガー・ロープで封鎖されている(写真 左 須山口下山道合流地点、右 南山林道合流地点)。太い枯れ枝や腐朽枝の落下による危険防止と入林者の増加による土壌浸食の恐れや植生後退への対応だそうだ。

 

生き物調査
ニホンジカの足跡はあるものの1頭も目撃しなかった。時間帯が合わなかったのか。それとも何処かへ移動しているのだろうか。
センサーカメラには、多くの生き物達が記録されていた。
    ニホンジカ(雌)
    ニホンジカ(当歳子)
    キツネ
    アナグマ
    ツキノワグマ
    ヤマドリ

 

ゴミ回収 111個
ゴミ収集記録(調査票に対応)

ハイキング・コース上にキャンディ・飴のプラスチック個袋のゴミが多い

1.紙類
(5)タバコ吸殻 4
(8)その他 銀紙 6
2.布類
(3)切端 1
(4)その他 3 
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 2
(2)弁当関係類 15
(3)菓子容器類 30
(5)破片 25
4.発泡スチロール類
(2)トレイ類 1
(4)破片 4
5.ビニール類
(3)紐類 2
(4)破片 3
6.鉄類
(2)飲料缶類 5
(7)その他 プル 8
7.ガラス類
(2)瀬戸物・陶器 1
(3)その他 1

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2008年8月21日 (木)

活動報告 08-19 火山荒原の貴重な植生を護ろう

活動日・時間 2008年(平成20年)8月20日(水)7:00 - 14:30 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口新5合、旧4合、須山口下山歩道2.8合、幕岩、御殿場口新5合
天候 晴れ、時々曇
参考: 山頂 気温 4.2゜C、日照時間 1.0h、湿度81%、642.28hPa(10時) 、河口湖上空4km W 16m/s(10時)

測候所4WDの長時間駐車
長時間駐車のブログを読んだ測候所関係者の方から森林管理署・環境省から乗り入れ許可をもらっているとのメールいただいた。ありがとうございます。舌足らずの書き方をして、関係者の方々の心を痛めたことを深くお詫びします。

Imgp2320 今日も測候所4WDが前回の乗入れ禁止地区より下方の下山道・ブル道分岐付近(1590m付近)に長時間停車していた。オフロード車乗入れ防止パトロール地域での長時間駐車は、来訪者に乗入れ可能との誤ったメッセージを与えかねない。駐車される理由はあると思うが、こうした場所での長時間駐車は検討をお願いできないものだろうか。

2007年春のスラッシュ雪崩後の須山口下山歩道
Imgp2361 2007年のスラッシュ雪崩でコース標識が流された区間(約600m)は、晴れていれば何とか通行できるが、霧で見通しが悪いとルート確認が困難になると予想される。標識の設置や注意など管理者による対応が必要と思われる。

火山荒原でのニホンジカによる食害 Imgp2450
Imgp2422_2宝永山南東部の火山荒原の植生は、多くのパッチが成長し宝永噴火以来300年をかけた回復が進み新たな生態系に移行しているようだ。

 

Imgp2471 その中で異様な光景を目にした。ミヤマヤナギの群落がニホンジカの食害によって枯死している。こうした現象は、数100m四方の群落にみられる。ニホンジカの食害調査、個体数管理の検討が早急にのぞまれる。

 

オフロード車の爪あと
Imgp2438_2 かつてオフロード・バイク60台で踏みにじった跡は未だ消えない。不心得者は減ってきたとはいえ、毎年のように植生を踏みにじり暴走するものは後を絶たない。地元や行政の方の乗り入れ防止パトロールは、おこなわれているが、来訪者の方々の協力も必要。植生を踏み荒らす現場を見つけたら、勇気をもって110番通報しよう。

幕岩・御殿場口ハイキング・コースのマーキング
Imgp2510 幕岩・御殿場口ハイキング・コースに沿って5mから10数m間隔でマーキング・テープ(3cm x 6cm程度)が貼られている。四隅がタッカー(特殊用途のホチキス)で固定されている。写真のように細い樹木へもマーキングされている。タッカー部分の影響で樹木の損傷の恐れがある。樹木を傷める私的なマーキングは止めよう。管理者の適切な対応が必要と思われる。

携帯トイレを持参しよう
Imgp2466 今夏、吉田口の公衆トイレのオーバー・フローが心配された。御殿場ルートは、長い区間バイオ・トイレはない。9月になれば殆んどの山小屋は閉まり、公衆トイレも使用できなくなる。富士登山に携帯トイレは必需品ではなかろうか。右側が小用の従来品。左は改良型。容量も増えた。内容物はゼリー状に固まり、持ち帰って家庭のトイレに流せる。

ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(2)菓子容器類 8
(4)衛生物など 8
(5)タバコ吸殻 15
(7)紙片 3
(8)その他 1
2.布類
(2)タオルなど 3
(3)切端 1
(4)その他 軍手 3 
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 8
(3)菓子容器類 8
(5)破片 1
(6)その他 クスリ 1
5.ビニール類
(3)紐類 22
(4)破片 17
6.鉄類
(1)缶類 2
7.ガラス類
(1)飲料ビン 1
(5)破片 5
8.ゴム類
(4)破片 1
9.木類
(3)その他 1

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2008年7月27日 (日)

活動報告 08-18 豊かな南麓の森

活動日・時間 2008年(平成20年)7月26日(土)12:00 - 14:30 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚周辺

晴れ、霧
参考: 山頂 気温 14.8゜C、湿度41%、650.8hPa(13時) 、河口湖上空3km WNW 8m/s(13時)

3才になったばかりの孫娘を連れて水が塚へ。なりたての富士山エコレンジャーの相方が孫と腰切塚へ登る。今日は、孫を水が塚の森ヘ案内するための足慣らし第1回目だ。その間にエコレンジャー活動。

Imgp2262 水が塚の須山口入り口付近に不法投棄された大型車輌用タイヤは、先月残る1本も回収された。目だった不法投棄・ゴミの投げ捨はない。定期的に清掃活動を続けている皆様、関係各位のご協力ありがとうございました。

Imgp2260 水が塚駐車場は、外国からのお客様バス・ツアーをはじめ、来訪者が多い。残念ながら、すばらしい富士山上部や宝永火口の景観は雲の中。こんなとき、周辺の豊かな森を散策したら、富士山の印象も変わると思うのだか、そんな人は少ない。

Imgp2271須山口登山歩道を歩き始めたとたんに、幼いニホンジカが飛び跳ねていく。水が塚の森の入り口は、真夏の雰囲気。

   

Imgp2285Imgp2283Imgp2301   倒木の上の植生やクマハギの痕、昆虫の大きな幼虫。先日歩いた北海道の平地林(野幌森林公園)に劣らない豊かな森の自然。

生き物調査のセンサー・カメラは、この二月間で多くの生き物達を捉えていた。
いつものニホンジカの集団
生まれて間もないニホンジカの幼獣
柔らかそうな角が生えた雄鹿。
(彼らは着実に増え続け、南麓の森を食べ尽くそうとしているようだ)。

キツネの親子
アナグマ
タヌキ(?)
ツキノワグマ

普段、登山道、ハイキング・コースを歩いていても、痕跡に出会うだけ。じっと観察していると多くの生き物達が生活していることに気づく。富士山南麓の森は、本当に豊かな、かけがえのない森だ。

  

Imgp2302Imgp2296  傷んだ登山道を避けて歩く人が多いため、道周辺の植生が破壊されている。私的なマーキングが後をたたない。
美しい自然公園として富士山の自然環境を後世に伝えていくため、自然公園の資源管理をはじめ官民の協働が強く求められている。

最近、富士山南麓の森に関係して、残念な記事を読んだ。

遺跡の調査と自然環境を護るため、訪れることを控えている多くの人たちがいる。その場所に踏みこんで、行政を声高に非難しても何も始まらない。
富士山の自然環境や先人が遺してくれた文化財をいかに護って次の世代に伝えていくかという視点が何よりも大切だと思いたい。

ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(5)タバコ吸殻 2
(7)紙片 1
(8)その他 銀紙 1
2.布類
(4)その他 布テープ 8 
3.プラスチック類
(3)菓子容器類 3
5.ビニール類
(3)紐類
(4)破片 1
(5)その他 ビニール・テープ 1

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2008年7月13日 (日)

活動報告 08-17 本格的夏山スタート

活動日・時間 2008年(平成20年)7月12日(土)5:00 - 18:30 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口登山口、御殿場口頂上・剣が峰・お鉢めぐり・御殿場口登山口

晴れときどきガス。
参考: 山頂 気温 7.1゜C、湿度90%、645.7hPa(14時) 、河口湖上空3km NW 7m/s(14時)

Imgp0452 開通が遅れていた富士宮口登山口も11日(金)18時に全面規制解除となり、富士山の本格的夏山シーズンが始まった。比較的利用者が少ない御殿場口第一駐車場も、午前5時には、かなりの駐車スペースが車でうずまっている。登山者が二人三人と連れ立って登っていく。

 

[富士山測候所(気象庁)は、もっと富士山自然環境に配慮してください]
Imgp0466Imgp0476Imgp0479   登りはじめて直ぐ、1650m付近の乗り入れ規制区域に1台の車がとまっている。近づいてみると、ダッシュボードにのせられた自衛隊演習地(乗り入れ規制区域とは異なる)通行許可証に富士山測候所と記入されている。停まっている場所は、環境省の乗り入れ禁止掲示板の山側、ブルドーザー道近くの火山荒原のなか。つまり車輌が入ってはいけない部分。人は乗っていない。長時間駐車している。何の目的で駐車しているのか分るようにしてください。
この付近は、地元、県、環境省、富士防衛事務所、森林管理署などの行政が中心となって、富士山自然環境保全連絡会議のオフロード車など乗り入れ防止パトロールを年数回行っている。富士山エコレンジャーも参加している。
国立公園特別保護地区の剣が峰・富士山測候所の周りは、建設用のゴミが未だにそのままだし、旧2.8合、旧5.5合の測候所非難小屋は壊れるにまかせて放置している(危険との表示はあるものの)。もっと、他の行政やNPOと一緒になって富士山の自然環境保全をすすめませんか。

 

[登山駅伝トレーニング]
8月初旬に開催される登山駅伝のトレーニングで多くのランナーが御殿場口を上下している。急な登山道を凄いスピードで降りてくる。正直怖い。

Imgp0572特に、旧8合目(3400m)から上の沢の中の登山道は、幅も狭く傾斜も急で危ないと感じることがある。

 

Imgp0560 今年から誰かが勝手につけた距離表示や、この時期増える運動用テーピングのゴミも関係しているかもしれない。(違っていたらすみません)。安全を考えて、待っている登山者に「すみません」と礼儀ただしく話して駆け下りていくランナーもいる。なかには、そこどけ、そこどけ式に、まるで登山者が悪いかのようなランナーもいる。夏山シーズン期間の半分以上がこういう状態だ。お互いの安全、せっかくの登山体験のためにも、ランナーの皆さんのマナーに期待したい。

 

[御殿場口ルートは、携帯トイレを持参しよう]
長い距離の御殿場口登山道は、登山口(1440m)の御殿場市公衆トイレか、大石茶屋(1500m)のトイレを過ぎると、7合目(3070m)までトイレはない。その7合目の小屋は、ここ数年小屋開きが遅く、小屋閉いが早い。7.4合(3180m)の小屋は殆んど閉まったまま。両方の小屋とも静岡県が資金補助したバイオ・トイレがあるのだが、7/12現在利用できない。7.5合(3210m)と7.9合目(3330m)の小屋のバイオ・トイレが今利用できる。7.9合目を過ぎると山頂までトイレはない。

Imgp0558

7.9合目から上で4箇所トイレ(大)の跡があった。御殿場口を富士山の携帯トイレ・モデル登山道にして、登山口で携帯トイレを入手、回収できるようにできないものだろうか。

 

 

[山頂公衆トイレ]
Imgp0586Imgp0589  11日から環境省の山頂公衆トイレが利用可能になった。管理人の富田さんの笑顔も1年ぶりだ。入り口に手書きの掲示板があった。なんだか、管理人さんの暖かかさを感じる。

 

Imgp0587 トイレは男性小用トイレが、タンクが凍結したままで使用できず、バイオ・トイレを小用に使っている。冬場、雪のため空気取り入れ口の一部が壊れたためらしい。富士山頂の自然の過酷さだ。最盛期までに修復できればよいのだが。間に合わなければ、男子用小用トイレの空間を、小用携帯トイレ(200円程度)の使用ブースにして、使用者に持ち帰ってもらうのも、環境教育上いいのではないか。いかがだろう。

 

[山頂の自然環境を護りましょう]
Imgp0596 剣が峰は、ツアーの登山客だろうか大勢の人で賑わっていた。発電機がまわされ、排気ガスの臭いが鼻についた。苦労して、日本の最高点まで登ってきて、発電機の排ガスでは、たまらない。登山ツアーのガイドさんが測候所から聞いてきたのか、雷の影響で測候所までの電力線を使わずに、自家発電していると説明していた。電力線とほぼ同方向の御殿場口を登りながら、演習場の大砲の凄い音は聞いたが、雷には気づかなかった。

富士山測候所関係の人は、一部の人を除けば、富士山の自然環境保全には関心がない、冷淡なのかもしれない。

Imgp0604_2 率先して富士山の自然環境保全に取り組んいる姿を期待したい。お願いします。

 

Imgp0635 昨年は、環境省のリードで登山者の理解・協力を得て石の落書き(石文字)が無くなった。今年も、STOP石文字を続けましょう。

 

Imgp0606Imgp0673  山頂に幕営していた人たちがいた。撤収をお願いした。

 

かけがえない富士山、国立公園特別地区に指定されている、そのコアとして山頂の自然環境を一緒に護っていきましょう。

 

[登山道のゴミ]
先週とほぼ同じ登山道区間で、目に付くゴミを回収した。先週回収したので、少ないだろうという予測に反したった1週間でもゴミは出でくるものだ。空き缶やガラスの破片は、もともと在ったものだが、タバコの吸殻やプラスチック類、ビニール類は最近のものだ。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 御殿場口登山道、下山道、山頂剣が峰周辺

1.紙類
(5)タバコ吸殻 16 
(7)紙片 11 (トイレ使用2)
(8)その他 銀紙 5
2.布類
(1)衣類 手袋 2
(2)タオル等 2
(3)切れ端 2 
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 2
(3)菓子容器類 6
(5)破片 13
(6)その他 運動用テープ 7 カイロ 1
5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 2
(5)その他 コース用ロープ破片 10
6.鉄類
(2)飲料缶 1
(3)ワイヤー等 3
(8)その他 破片 4 クギ 1 プルトップ 1
7.ガラス類
(3)破片 24
8.ゴム類
(4)破片 1
(5)その他 紐 2

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2008年7月 6日 (日)

活動報告 08-16 御殿場口登山道開通

活動日・時間 2008年(平成20年)7月5日(土)5:30 - 18:00 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口新5合、御殿場口頂上・剣が峰往復

晴れときどきガス。
参考: 山頂 気温 8.4゜C、湿度80%、648.3hPa(14時) 、河口湖上空3km WNW 3m/s(14時)

P1030294 御殿場口登山道の雪がほとんどない。ネット上の静岡県富士登山情報(7月5日)では、御殿場口は六合目から山頂は通行止めだ。ところが現地では、通行規制は解除され、雪を踏まずに山頂までいける。4日の大雨で融雪がすすんだのだろう。ともかく、御殿場口の夏山がスタートした。その初日から、数多くの富士山環境課題にであった。

 

[富士登山用のブルドーザー]
Imgp0125_2Imgp0126  御殿場口新5.5合目の辺りで、2台のブルドーザーが追い越していった。昨年も大勢の人を乗せたブルドーザーを見た。今回見たブルドーザーの1台は箱型の運転席兼荷物室が恒常的な旅客用に改造されているようだ。「富士山の運搬用ブルドーザーは資材運搬用とされており、人命救助で緊急避難的な場合を除けば、ブルドーザーによる人の運送は認められていない」と行政関係者に聞いた。
子ども達でさえ自分の足で歩いて登る富士山に、ブルドーザーで登山するのは止めるようお願いしたい。

 

[登山案内板・標識]
Imgp0163 登山道も整備され、静岡県の登山標識も設置された。今年は、標識に、御殿場口頂上の1番から順に手書きの番号がつけられた。

 

Imgp0175_2Imgp0178_2  置き忘れたのか、古いコース・ロープや標識用資材が一部放置されている。これでは、来訪者の方にゴミの持ち帰りをお願いしても、迫力が無い。県は早期に片付けてください。お願いします。

Imgp0241 7.5合目から山頂にかけて、岩に赤い数字が何箇所か今年新たにかかれた。駅伝用の目印、または「後何メーターで到着、がんばれ」という励ましかもしれないが、国立公園特別保護地区では、環境大臣の許可を必要とする行為だ。法律を持ち出すまでもなく、景観への影響もある。書かれた方は、消してください。

 

[トイレ]
Imgp0210 御殿場口は通行可能になったが、長い登山の後、最初に到着する7合目の小屋は閉まったままだ。上部で使用できるトイレは、7.5合目と7.9合目の小屋のみだ。 

 

Imgp0370 山頂の環境省公衆トイレも使用できない。来訪者は携帯トイレを持参したほうが良い。

 

 

[山頂の落書き]
昨年は、石の落書き(石文字)が登山者の理解・協力でなくなった。今回はいわゆる落書きが目立った。

Imgp0346Imgp0331  特に剣が峰の測候所の建物に目だつ。

 

Imgp0362 火口近くの岩にもある。

 

 

Imgp0347 測候所周辺には、建築用のゴミも多い。山頂は、国立公園の核心部分だ。外国からのお客様も多い。日本人が大好きな富士山に落書きは似合わない。

 

 

[重機の爪痕]
Imgp0369 浅間大社奥宮から剣が峰方向へむかう、お鉢めぐりの道は重機の通過痕が剥きだしになっている。

 

Imgp0318 富士山測候所へ登る馬の背もひどい。

 

 

[大砂走り]
7合目から大砂走りを利用する際、雪崩や大雨の自然現象で下山道が荒れている。毎年、岩や石で負傷する事故がおきている。登山者の方は、特にこの付近はガスがかかりやすいので、見えないときは用心して下ってください。

Imgp0394 大砂走りを下り始めて数百mの部分

 

Imgp0416 宝永・富士宮への分岐を過ぎて直ぐのところ

 

Imgp0417 宝永山からの道と合流して直ぐの部分。

 

 

ゴミ収集記録(調査票に対応) 御殿場口登山道、下山道、山頂剣が峰周辺

1.紙類
(5)タバコ吸殻 23 
(7)紙片 7
(8)その他 銀紙 5
2.布類
(4)その他 紐 1 バンド 1 
3.プラスチック類
(3)菓子容器類 6
(5)破片 13
(6)その他 運動用テープ 7 カイロ 1
5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 2
(5)その他 コース用ロープ破片 10
6.鉄類
(2)飲料缶 1
(3)ワイヤー等 3
(8)その他 破片 4 クギ 1 プルトップ 7
7.ガラス類
(3)破片 24
8.ゴム類
(4)破片 1
(5)その他 紐 2

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2008年6月15日 (日)

活動報告 08-15 シーズン直前の御殿場口登山道

活動報告 08-15
活動日・時間 2008年(平成20年)6月14日(土)6:00 - 19:30 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口新5合、御殿場口頂上往復

朝のうち晴れ、上部は時々青空が覗く。ガス。
参考: 山頂 気温 0.0゜C、湿度96%、644.3hPa(16時) 、河口湖上空3km WNW 8m/s(16時)

P1110419 夏山シーズンまで1ケ月をきった。御殿場ルートの状況を見に行く。今年も富士山上部の残雪は豊かだ。8合目から上は最近雪が降ったようだ。

   

P1110437 昨春のスラシュ雪崩の痕跡は、今もそれと分る。今春は、大きなスラシュ雪崩はなかったようだ。

    

[御殿場口より御殿場口頂上へ]

P1110456 登山道の両側にフジハタザオの群落が白い花を咲かせている。

   

P1110472 新5.5合(旧2.5合)の小屋跡は、昨秋ブルで埋め立てられたが、一冬でゴミが地表に出てきた。  

 

P1110500 例年通り、宝永山下の登山道は、砂礫の押し出しで道が不明確になっている。

    

P1110536P1110561  5合目(2590m)より下の登山道が荒れている。小規模なスラシュ雪崩の影響か。

    

P1110589 5合目より上で、一部登山道が残雪に覆われている。

  

P1110603 5.5合の旧測候所避難小屋はさらに崩壊がすすんだようだ。

   

P1110622P1110640  7合目(3030m)付近の残雪は、昨年より少ないかもしれない。それでも大砂走りの入り口付近は雪の中。

  

P11106867.9合(3300m)の小屋から先の登山道は全く雪の中。

  

 

P1110704P1110711  旧8合目(3400m)をこえて、登山道が続く沢の中は残雪期の状態。雪は昨年より多いかもしれない。上部の傾斜が強まる通称オオタルミ付近は、昨年6月末下山時に滑落死亡事故がおきている。残雪期装備でも、朝凍っているときは要注意。また、富士山では、表面の雪は軟らかくても、直ぐ下が凍っている場合が多い。

   

P1110723P1110730  御殿場口頂上(3717m)の銀明水も、浅間大社奥宮も雪に覆われている。最近の積雪だ。

   

  
[危険なブルドーザー道]

P1110662P1110667  7.5合の小屋(3110m)から7.8合目の測候所小屋(3230m)まで、今まで気づかなかったブル道がついていた。今回気づいたブル道は、小屋の西側で、一部登山道を通っている。このブル道の使用目的は不明だ。

P1110671 小屋の東側に、本来の資材運搬用のブル道がある。

   

P1110677 測候所小屋近くでは、登山道とブル道とが合流する部分が削られて、登山道に大きな段差ができている。

 
昨年須走口でブルドーザーがブル道から登山道へ転落し、重傷者がでている。行政当局は、登山者の安全、植生への影響(この付近は、イワツメクサなとの高山植物やコケ類が豊富であり、特別保護地区に含まれている)を考え対応してください。

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2008年6月 7日 (土)

活動報告 08-14 御殿場口周辺

活動日・時間 2008年(平成20年)6月7日(土)8:00 - 12:30 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、御殿場口新5合、双子山、御殿場口新5合下

御殿場口新5合目(1430m)曇り(上部晴れ)
参考: 山頂 気温 -1.7゜C、湿度21%、642.7hPa(8時) 、河口湖上空4km W 18m/s(8時)

P1110266 水が塚の須山口入り口付近に不法投棄された大型車輌用タイヤは1本残っている。エコレンジャーの仲間が駐車場売店の人に聞いた話では、裾野市もこの廃棄タイヤの件ご存知らしい。裾野市に直接撤去のお願いをしているが、まだ返事をいただけない。

  

P1110274 御殿場口も初夏の装いになってきた。今年も雪は多いようだ。夏山シーズンまでもう1月ない。御殿場口登山道の開通が遅くなるかもしれない。

  

P1110300火山荒原のいたるとにニホンジカの足跡がある。こんなところまで侵出しはじめた。

  

P1110293 双子山(二つ塚)の低い方の山頂(1804m)に、また願い事を書いた置石がある。国立公園内では、置石や石文字はやめましょう。
双子山へのハイキング・コースではテイシュの衛生ゴミが目だつ。

11時から富士山自然環境保全連絡会議のオフロード車など乗り入れ防止パトロール。エコレンジャーも3名参加。オフロード車の乗り入れに出会わなかった。かわりにゴミ拾い。
馬糞が所々におちていた。外乗ツアーをやっているのだろうか。植生へのインパクトがなければよいが。

ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(4)衛生物など 8
(5)タバコ吸殻 15
(8)その他 銀紙 3

2.布類
(1)衣類 1

3.プラスチック類
(1)ペットボトル 4
(2)弁当関係 1
(3)菓子容器類 9
(5)破片 2

5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 5

6.鉄類
(2)飲料缶 9
(8)アルミ飲料缶 2

8.ゴム類
(4)破片 1

9.木類
(3)その他 板 1

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2008年6月 2日 (月)

活動報告 08-13 気づかないうちに

活動日・時間 2008年(平成20年)6月1日(日)8:00 - 17:00 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、高鉢・御殿庭ハイキングコース、須山口登山歩道(宝永第一火口)

南面1500m-2500m曇り、小雨
参考: 山頂 気温 0.6゜C、湿度18%、642.7hPa(14時) 、河口湖上空4km W 12m/s(14時)

P1030125 御殿場市グミ沢から富士山。初夏を感じさせる。

  

  

P1110103 水が塚の須山口入り口付近に不法投棄された大型車輌用タイヤは、1本回収された。もう1本回収お願いします。

   

P1110109 水が塚の森の入り口は、気のせいか緑が濃くなった。

 

マウンテン・バイクの乗り入れ
P1110122 高鉢・御殿庭ハイキング・コースのガラン沢付近で、マウテン・バイク集団(5人)に出会った。国立公園内の登山道、ハイキング・コースは、利用者の安全、植生、土壌の保全から控えるようお願いした。「通行していけないとは、どこにも書いていなかった」とのことだった。

国立公園内の乗り入れ規制区域内では、車馬(自転車も含まれる)は、道路、広場を除き乗り入れが禁止されている。6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金という罰則規定がある(自然公園法)

P1110246P1110247P1110251   須山口登山歩道でもマウンテン・バイクと見られる轍が、登山道をはみ出し、植生を痛め、土壌を不安定にしている。

最近、富士山の国立公園内で自転車による違反事例を見かける機会が多い。

広がるニホンジカの食害
P1110117 1600m前後では、林床の殆んどが、ニホンジカが嫌いなバイケイソウで占められた箇所がある。

    

4月に、ニホンジカによる自然植生への食害が御殿庭下(1900m-2000m)まで登っていることに気づいた。

P1110217P1110200P1110207    今回、御殿庭上(2200m-2300m)でも、亜高山帯の苔むす針葉樹林帯にも食害が及んでいることを確認した。ウラジロモミの小径木の幹が食べられ、枯死した幼樹が目だつ。

①②の事象とも、富士山の自然環境を保全するために、有効な手立てが早急に求められている。気づかないうちに、気づいても有効な対策がとれないうちに、大台ケ原の例を持ち出すまでもなく、富士山の森、自然環境はとりかえしがつかない状態に陥り始めるかもしれない。

ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(5)タバコ吸殻 3
2.布類
(4)その他 紐 1、帽子 1 
3.プラスチック類
(2)弁当関係 1
(3)菓子容器類 2
(5)破片 2
5.ビニール類
(2)袋類 1
(3)紐類 32
(4)破片 2
(5)その他 ビニール・テープ 5
6.鉄類
(2)飲料缶 1
(7)その他 破片 1
(8)アルミ飲料缶 1

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2008年5月18日 (日)

活動報告 08-12 新緑の水が塚

活動日・時間 2008年(平成20年)5月17日(土)8:30 - 12:30 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道1.5合往復

朝曇り、昼小雨。須山口1.5合 12.2゜C(10時)
参考: 山頂 気温 -6.3゜C、湿度95%、637.5hPa(10時) 、河口湖上空4km W 8m/s(10時)

富士山スカイラインを使う大型トレーラーが、巨大な荷物を積んで低速で走行し、後に長い車の行列ができていた。自然に価値を置く国立公園内の道路を、巨大産業用器材の定常的輸送に使うことは、極力止めて欲しい。控えることも、自然環境を尊重する観点から、企業の社会貢献ではないだろうか。今回見たのは富士宮市に事業所があるA社のマークをつけた大型車輌。

P1020919 水が塚の須山口入り口付近に不法投棄された大型車輌用タイヤは相変わらずそのままだ。裾野市の不法投棄パトロールの紙が貼られて5ヶ月たった。裾野市に直接回収をお願いしよう。

 

P1020929 水が塚の森の入り口は、新緑の季節だ。

 

P1020938P1020939  ブナ、オオイタヤメイゲツの新葉。葉っぱが出てくると、樹木の種類が分りやすくなる。ニホンジカの樹皮剥ぎ食害にあった広葉樹で、ナナカマドとコミネカエデが確認できた。

P1020931 オオカメノキは花が咲き始めた。周りの修飾花が目立つ。

 

P1020952 シロカネソウの白い部分は、ガク。中心付近のクリーム色が花びら。
タチツボスミレも咲いている。

 

P1020955 須山口登山歩道1.5合のベンチ付近にも、草花の緑が出てきた。所々に穴が開いている。ニホンジカが草花の新芽を食べてるのかもしれない。

 

P1020988 ヒメシャラの樹皮が黒ずんでいる。これも、樹皮剥ぎの食害かもしれない。

 

P1020994 浅黄塚の近くでは、幹の周りが樹皮剥ぎされ、枯れてしまったウラジロモミをみた。

 

 

 

 

 

須山口登山歩道で鳥の声を楽しんでいると、大勢の騒々しい声が聞こえてきた。問えば、中学生で2、3百人の集団だという。中学生達に自然観察を指導している人は見かけなかった。
南麓の森を訪ねるときは、1グループ多くて20人程度にして、豊かな自然にじっくり触れて欲しいものだ。

 

午後早めに切り上げ、沼津で開催されたふじさんネットワークの活動報告会に参加した。
今回は、富士山エコレンジャー活動の報告だ。

P1030124 エコレンジャーの仲間が、富士山が抱える課題など報告した。

 

P1030079 ①来訪者の増加と集中、観光地化
②し尿問題
③ゴミ問題
④オフロード車等の乗り入れ
⑤世界遺産への登録と自然保護活動の高まり

富士山の豊かな自然を子ども達の世代に引き継ぐため、多くの方々とともに行動していこう。

ゴミ収集記録(調査票に対応)
浅黄塚周辺に古いゴミ多い

1.紙類
(7)紙片 1
2.布類
(4)その他 靴紐 1 
3.プラスチック類
(3)菓子容器類 7
(5)破片 1
5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 3
(4)破片 1
(5)その他 1
6.鉄類
  (2)飲料缶 7
(8)アルミ飲料缶 2

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2008年4月30日 (水)

活動報告 08-11 御殿庭下もニホンジカの食害

活動日・時間 2008年(平成20年)4月29日(火)9:40 - 17:40 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道1.5合、御殿庭下往復

曇り。参考: 山頂 気温 -7.8゜C、湿度92%、642.4hPa(13時) 、河口湖上空4km NW 13m/s(13時)

P1020609 4/27スカイライン登山道が開通。バイクや車の騒々しい排気音がかえってきた。水が塚の駐車場には早速タイヤ跡がくっきり。

  

P1020611 水が塚の須山口入り口付近に不法投棄された大型車両用タイヤはそのままだ。相当な重量物だが、何故か、積み重ねられた。行政の方で速やかに廃棄いただきたい。

       

P1020630 水が塚の森の入り口も春らしい。

  

P1020643 タラノメ採りのおじいさんに出会った。ノコギリや鋏で幹や枝ごと切ってタラノキを枯らしてしまう人たちを嘆いていた。枝先に引っ掛けて、手元に手繰る道具をみせてもらった。自然の恵みを持続的に採れる様にしているそうだ。

  

P1020853 1700m付近では、この冬に雪や風で折れたり倒れたりした幹や枝の樹皮がニホンジカに齧(かじ)られている。ウラジロモミが多い。

    

P1020806P1020822P1020832  コメツガやシラベも食べられている。トウヒには摂食痕が見当たらない。

    

P1020864P1020870  広葉樹も多く、あたかもヒメシャラのようにツルツルになっている。

     

P1020745 ニホンジカの新しい食痕は、雪の残る1900mあたりまで登っている。

 

       

P1020765 御殿庭下では、ニホンジカの食害で枯れたウラジロモミの幼樹をみかけた。昨年は気づかなかった。2000mを超える御殿庭でのニホンジカの食害調査が必要だ。

        

須山口登山歩道1.5合(1600m)辺りから、場所によって残雪がある。1800m以上は残雪のため、しっかりとした雪対策が必要。 

P1020761 ビニール紐のマーキングが解(ほつ)れて樹木に纏(まと)わりついている。風の強い富士山では、一冬でこんな状態になる。景観と生態系への負荷を最小限にするため、ビニール紐のマーキンクは止めましょう。お願いします。

ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(1)食品パック 1
(5)タバコ吸殻 20 
(7)紙片 1
2.布類
(3)切れ端 1 
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 1
(2)弁当関係類 2
(3)菓子容器類 7
(5)破片 5
(6)その他 3 歯ブラシ 1
5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 8
(4)破片 15
6.鉄類
(1)缶類 1
(2)飲料缶 1
(7)その他 プル 4
(8)アルミ飲料缶 1
8.ゴム類
(4)破片 1

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2008年4月 7日 (月)

活動報告 08-10 歩道標識を集約しよう

活動日・時間 2008年(平成20年)4月5日(土)8:30 - 14:00 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道1.5合、須山口下山歩道1.5合

晴れ。須山口登山歩道1.5合 10.2゜C(10時)
参考: 山頂 気温 -12.7゜C、湿度22%、635.8hPa(10時) 、河口湖上空3km WNW 14m/s(10時)
P1020115 水が塚駐車場から仰ぐ富士山上部は、先週より黒い露岩が増えた。

  

  

P1020177 須山口登山歩道入り口から、約700mの間に9箇所歩道標識がある。この間に分岐は1箇所だから、この数は多い。3団体がそれぞれ設置している。700mの地点から1.5合目までの間には、1.5合目に設置された3団体の歩道標識を除けば、標識はない。この区間には、浅黄塚方面への分岐があるが、ここには標識はない。

P1020423 こうした無計画にみえる標識の設置が、個人的な標識設置やビニール紐マーキング乱立の背景にあるのかもしれない。

   

   

P1020197P1020330P1020353   歩道に沿ってミズキやハンノキ類などの小径木に、この一週間で樹皮剥ぎが増えた。草木の芽生えが始まるまでのこの時期、ニホンジカの採食対象が変化しているようだ。

P1020491 積雪の上に、シカ道ができ、シカの糞が散見される。毛もまとまって落ちている。

  

    

P1020370 須山口登山歩道1.5合目から須山口下山歩道1.5合目までの水平歩道には、旧営林署の手で樹木の名札がつけられている。森の自然観察にはよいところだ。途中、高木が倒れ歩道を塞いでいる。この冬は、雪が多かったため、幾つかのルートで枝折れ、倒木がみかけられる。関係者のみなさまに現状調査と整備をお願いしたい。

  

P1020505 水が塚駐車場で、電気とディーゼルを使った低公害ハイブリッド・バスをみた。いままで、天然ガスのCNG低公害バスは富士山で使われていたが、ハイブリッドは初めてだ。静岡県の富士登山バス低公害化事業費補助金を使ったものだろうか。こうした試みは、富士山の自然環境への負荷軽減のための一歩であり重要だ。

富士山も他の上高地や尾瀬などの国立公園と同様に、年間を通したマイカー通行規制を実施する時期にきている。

ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(7)紙片 1
2.布類
(4)その他 リボン 1 毛糸紐 1 
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 1
(5)破片 4
5.ビニール類
(3)紐類 11
6.鉄類
(7)その他 破片 1
(8)アルミ飲料缶 1 
8.ゴム類
(4)破片 2

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2008年3月30日 (日)

活動報告 08-09 雪が融けると

活動日・時間 2008年(平成20年)3月29日(土)9:00 - 12:40 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道1.5合往復

晴れ。
参考: 山頂 気温 -15.2゜C、湿度12%、631.4hPa(11時) 、河口湖上空4km WNW 32m/s(11時)
P1010968 水が塚駐車場周辺の雪は、殆んど融けた。富士山上部にも黒い露岩が増えた。

    

P1010972 雪が融けると、スカイライン道路に沿った、水が塚の須山口入り口付近に、大型車両用タイヤの不法投棄がまた顔をだした。昨年暮れに不法投棄され、裾野市不法投棄パトロールが不法投棄の紙を貼ったが、そのままになっている。タイヤが放置されているからかは分からないが、この付近に、プラスチック製のバンパーやビールの空缶、レジ袋、タバコの吸殻など多くのゴミが捨てられていた。雪も融けたので、不法投棄タイヤは、行政関係者の皆さんの手で、すみやかに撤去お願いします。

富士宮から御殿場にぬけるスカイライン道路を、かなりの数の大型車両が利用している。五本松から水が塚までで5台の大型車両とすれ違った。

P1010975 須山口入口付近や東側の旧料金所跡には、道路脇にスペースがあり、よく大型トラックが停まっている。今日もエンジンをかけたままの大型車がいる。騒音、排ガス、不法投棄、一般ゴミなど、周辺の生き物達(富士山の森林生態系)へ悪影響がある。須山口入口付近に大型車両が駐停車していると、富士宮方向の見通しが悪くなり、横断歩道もない道路を渡る歩行者(観光客、ハイカーや登山者)の危険がます。水が塚には、よく外国のお客様も訪れる。このままでは、周りの森や宝永火口、山頂の素晴らしい自然景観への印象を台無しにしかねない。

    

P1010999 水が塚周辺にニホンジカが戻ってきた。

    

P1020064P1020008  1650m付近まで、雪の中にシカ道ができ、樹皮剥ぎが増えている。

    

P1010984 普段みなれない、緑色のニホンジカの糞があった。雪で体力が落ち、採食もままならず、消化力がおちているのだろうか。

  
カモシカの足跡や、キツネ、テン、ノウザギの糞を見た。ゴジュウカラやゲラ類の姿やサエズリも見聞きできた。この森には多くの生き物達がいる。

ゴミ収集記録(調査票に対応)紐類2本を除き、水が塚須山口入口付近

1.紙類
(2)菓子容器類 1
(5)タバコ吸殻 27 
(7)紙片 21
(8)その他 銀紙 8 ホカロン 1
2.布類
(4)その他 毛糸紐 1 
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 1
(2)弁当関係類 1
(3)菓子容器類 11
(4)使い捨てライター 1
(5)破片 32 ソリ、バンパーを含む
(6)その他 おもちゃ 2 薬パック 1
5.ビニール類
(2)袋類 2
(3)紐類 1
(4)破片 9
6.鉄類
(2)飲料缶 7
(3)ワイヤーなど 1
(7)その他 1
(8)アルミ飲料缶 2  ビール500ml
8.ゴム類
(4)破片 1

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2008年3月23日 (日)

活動報告 08-08 林道の雪が融けた

活動日・時間 2008年(平成20年)3月22日(土)10:30 - 17:40 
活動区域(登山道名、合目など) 西臼塚、大宮林道、白塚林道、二合目林道、西臼塚

晴れ。暖かい。
参考: 山頂 気温 -8.6゜C、湿度22%、637.5hPa(13時) 、河口湖上空3Km NNE 12m/s(13時)

P1010693 西臼塚から見あげた富士山上部は、雪が積もったようだ。

    

   

西臼塚・大宮林道(1230m-1210m)
P1010732 大宮林道に雪はない。南アルプスの雪山が青空に美しい。

    

P1010723P1010781  林道沿いのウラジロモミ、ヒノキの植林にニホンジカの樹皮剥ぎが目立つ。場所によっては半数以上がやられている。小径木のミズキやキハダなどの広葉樹にも多い。

   

P1010709 ミズキはその名の通り摂食痕から水が浸っている。2月初旬には、樹皮剥ぎがそれほど目だたなかった。二合目林道とも、この2月3月だ。

   

白塚林道・二合目林道(1210m-1510m-1230m)
P1010841P1010851   白塚林道の残雪の上に大型獣の古い足跡がある。この辺りには、ツキノワグマの糞もある。

  

P1010871_2 二合目林道の雪も殆んどなくなった。 先週見たニホンジカの幼獣死体は、森の掃除人達によってさらに食べられたようだ。

  

Abc 近くに頭部も見つかった。小さい。多分当歳子だ。弱いものから淘汰されるのか。  

 
P1010874 ニホンジカの蹄は先が尖っている。

 

西臼塚歩道周辺のモミやウラジロモミにも樹皮剥ぎが多い。今日見たニホンジカは、二頭のみ。何処へいったのだろう。

P1010923 夕刻、西臼塚から見た富士山は黒い岩肌が急に増えた。春が近づいている。

   

雪が融けると林道沿いに解れたビニール紐のゴミが多い。林業関係者も使っているのだろうか。生態系への影響や、景観上からもビニール紐の使用は控えてほしい。お願いします。
空き缶や大きなゴミも多い。林道に入れる車両で搬出して欲しい。お手伝いします。

ゴミ収集記録(調査票に対応)

3.プラスチック類
(1)ペットボトル 1
(2)弁当関係類 1
(4)使い捨てライター 1
(5)破片 8
4.発泡スチロール類
(1)弁当関係類 1
5.ビニール類
(2)袋類 1
(3)紐類 19
(4)破片 3

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2008年3月16日 (日)

活動報告 08-07 ニホンジカは戻っていた

活動日・時間 2008年(平成20年)3月15日(土)9:00 - 16:30 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道1.5合往復、二合目林道

晴れのち曇り。暖かい。
参考: 山頂 気温 -10.8゜C、湿度90%、638.6hPa(11時) 、河口湖上空3Km WNW 14m/s(11時)

P1010270 前夜の低気圧通過で、御殿場では時間当たり32mの豪雨(20:00)を記録した。同時刻、山頂では-6.8゜Cと気温が上昇し、スラッシュ雪崩がおき易い状態になった。東南面では、獅子岩の下部(東側)に小規模なスラッシュ雪崩跡がみえた。これから、スラッシュ雪崩シーズンになるかもしれない。

水が塚・須山口登山歩道(1450m-1650m)

P1010333P1010358  雨で雪が融けている。踏み固められたトレイルを少しでも外れると「ズボッ」と雪を踏み抜く。スノーシュー無しでは歩きづらい。

   

P1010346 先週、降雪直後には見られなかったニホンジカの足跡がある。雪を避けて移動したのでは無いかもしれない。1500m付近まで足跡がある。

    

P1010399 スノーシューとイヌの足跡がある。飼い犬を連れたハイキングだろうか。自然の豊かな(野生動植物の生態系が豊かな)場所には似合わない。
途中須山口登山道で出会った人は、登山者2人、ガイド・ツアーのグループ1組。

    

二合目林道(標高1330m-1530m)

P1010452 林道を歩き始めると、ウラジロモミの樹皮剥ぎが、そこかしこにある。ウラジロモミの植林地は、この1ヶ月でニホンジカによる摂食痕が増えた。二合目林道は定期的に除雪されているらしく、殆んど雪はない。明るい広葉樹の森も雪はない。暗い針葉樹の人工林に雪が残っている。

P1010507P1010510  林道を歩いていたニホンジカの幼獣がヒトを見てお尻の白斑の毛を逆立てた。(写真:左から右へ)警戒の徴だろう。

   

P1110022 ニホンジカの死体がある。後半身と下顎だ。厳しい冬の自然条件で採食できずに餓死したのだろうか。森の掃除人達が、上半身は持っていったのだろう。

   

P1010492 ビニール紐のマーキングが解れて、木々に絡まっている。前回歩いた時無かったから、たったひと月でこんな状態になる。周りの生態系への影響を考えて、止めてください。お願いします。

      

P1010598 二合目林道の入り口近く、スカイライン道路沿いに、企業の看板がある。この付近のスカイライン沿いは、国立公園の特別地域に指定されている。広告・看板の設置は環境大臣の許可が必要だ(自然公園法)。法律の抵触以前の話として、美しい富士山の森の景観にふさわしくない。撤去してください。
参考 読売新聞 富士山きれいに 不要看板を撤去 

ゴミ収集記録(調査票に対応)
 
1.紙類
(8)その他 銀紙 1
3.プラスチック類
(5)破片 3
5.ビニール類
(3)紐類 4

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2008年3月10日 (月)

活動報告 08-06 水が塚のニホンジカが消えた

活動報告 08-06
活動日・時間 2008年(平成20年)3月8日(土)8:30 - 13:30 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道1.5合、南山林道、水が塚

晴れ、暖かい。須山口登山歩道1.5合 気温7.1゜C雪面日射、積雪約70cm(10時)
参考: 山頂 気温 -17.3゜C、湿度22%、632.8hPa(12時) 、河口湖上空3Km NW 6m/s

P1010041 新たな降雪があり、富士山上部で強風により露出していや岩肌が、白く覆われた。

   

P1010079 森の入り口も雪景色。

   

P1010089 シカ道も雪で覆われ、2月下旬にはあったニホンジカの気配が全くない。積雪でどこかへ移動したようだ。この冬は、ニホンジカにとって厳しい環境だ。

   

P1010119 須山口登山歩道1.5合目付近は60cmから70cmの積雪。

   

P1010051 ノウサギの足跡。

    

P1010148 尺取虫のように歩いたと思われるテン足跡。

    

P1010170 ほぼ一直線に続くキツネの足跡。

    

P1010226 カモシカと思われる足跡。側蹄があるがイノシシとも異なる。

    

P1010194 木洞の前に爪痕。中を覗いたのかな。

   

   

   

途中須山口登山道で出会った人は、登山者一人、スノーボードのパーティ1組。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 

3.プラスチック類
(1)ペットボトル 1
5.ビニール類
(3)紐類 1

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2008年2月24日 (日)

活動報告 08-05 雪の水が塚周辺

活動日・時間 2008年(平成20年)2月23日(土)11:00 - 14:30 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道1.5合

P1100814 強風。晴れ、午前中暖かく、午後気温下がる。須山口登山歩道1.5合 気温1.0゜C、積雪約60cm
参考: 山頂 気温 -18.0゜C、湿度85%、614.9hPa、河口湖上空4Km W 35m/s (12時)

P1100844 水が塚の駐車場(標高約1450m)は除雪されているが、周辺の森の中は40cm程度の積雪。須山口登山歩道入り口には、積雪等のため通行禁止と掲示されているが、訪れる人は多い。利用者は、自己責任で十分安全に配慮してほしい。

P1100822 登山者などで歩道の真ん中が踏み固められ、もぐることも無く歩ける。雪の重みで、両側のスズタケや潅木の枝が出て道を塞いでいる。

  

P1100850P1100856  1500m付近まで、登山道と交差するシカ道が幾筋もある。ウラジロモミの樹皮食痕がある。今日は、この辺りまでニホンジカの足跡がついている。

P1100914Dsc00486  1月末までは、雪のなかでも1600mを超えるところまでニホンジカは生息している。雪の重みだ垂れてきたウラジロモミの葉を食べているようだ。ヒノキの樹皮が食べられている。こちらは、クマ剥ぎかもしれない。

      

   

       

P1100903P1100905 須山口登山歩道1.5合目のベンチが雪の中から顔をだしている。

 

ゴミ収集記録(調査票に対応) 

2.布類
(2)タオルなど 1
5.ビニール類
(2)袋類 1

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2008年2月11日 (月)

活動報告 08-04 雪のニホンジカ

活動日・時間 2008年(平成20年)2月10日(日)9:00 - 16:00 
活動区域(登山道名、合目など) 二合目林道、標高約1600mまで往復


曇りのち晴れ 二合目林道・旧登山バス道分岐(1530m) 0.2゜C(12:30)
参考: 山頂 気温 -14.1゜C、湿度12%、626.2hPa(12時) 、河口湖上空3Km N 8m/s (12時)

富士山の雪
P1100579 前日9日は、低気圧が太平洋南岸を通過。近畿、東海、関東・東北にかけて降雪。富士山スカイラインの水が塚(標高1450m)は40cmの積雪。

       
ニ合目林道のニホンジカ
P1100585 標高1330mの林道入り口付近のスカイラインもめったにない積雪状況。

   

P1100590 二合目林道は大宮林道と同じように、今回の雪の前に除雪されている。林道に入ると、直ぐにニホンジカの足跡。蹄と蹄の跡が繋がってシュプールだ。新雪では、ニホンジカの細い脚は雪に潜り、脚を上げるたびに蹄が雪を擦るようだ。  

  
P1100650 餌を探しているのか、林道を蛇行しながら歩いた跡もある。

    

P1100653 林道を横切って、森の中に幾筋ものラッセルが続いている。60cmの雪の中を上下している。想像した以上に深雪の中も歩いている。

  

P1100670P1100667  笹(スズタケ)が雪の重みでたわんで、雪の無いときは届かない、高いところの笹の緑葉が食べられている。ニホンジカの食痕は、引きちぎったようにみえる。   

P1060618P1100711  林道脇の雪の中に首を突っ込んでいるニホンジカもいる。この時期、落葉も食べているようだ。

   

P1060622P1100716  斜面に露出したウラジロモミの樹皮(を食べているニホンジカもいる。キハダの樹皮剥ぎや、落葉樹の倒木の幹や枝も食べている。     

P1060664 3頭のニホンジカに出あった。メスとその子どものグループだ。口で、首や、胸の毛づくろい(グルーミング)をしている。森のなかの深い雪をラッセルしていると前部の毛が痛んでしまうのだろうか。

富士山南麓のニホンジカは、寒さの厳しい日、どんなところで夜を過ごしているのだろう。

行きは、5頭、帰りは17頭、合計22頭のニホンジカを見た。雄ジカはみなかった。不思議なことにニホンジカ足跡以外、他の動物の足跡には出会わなかった。

P1060581野鳥は、ウソが数羽、カツラの雌株に残った黒紫色の実を啄ばんでいた。ヤマガラやコガラもいた。ゲラ類のドラミングや「キョッ、キョッ」という鳴き声が聞こえた。いつものカケスの「ジャーッ」という声もした。

   

P1100733 帰りに寄った水が塚は、子ども達がソリを楽しんでいた。暖かい静岡でも、雪遊びができるのは、富士山の恵みだろう。

    

P1100582 水が塚で朝見た、雪上に残るヒトの尿跡は、雪をまとった美しい富士山に全く似合わない。水が塚には、設備の整ったトイレがある。

積雪時の富士山スカイライン周辺は、車の運転に十分な注意したい。雪山ドライブの準備は当然。カーブの真ん中でチェーンの着脱をしたり、除雪のため狭い道幅なのに、駐車している人もいる。

                                                 以上

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2008年2月 3日 (日)

活動報告 08-03 動物達の痕跡(続々)

活動日・時間 2008年(平成20年)2月2日(土)9:00 - 18:00 
活動区域(登山道名、合目など) 大宮林道、北山林道、大沢往復

曇り
参考: 山頂 気温 -16.6゜C、湿度87%、629.3hPa(14時) 、河口湖上空4Km W 20m/s (14時)

富士山の雪
P1100355 富士山スカイラインの水が塚(標高1450m)には雪が積もっている。雪が降ると、富士山全体が雪で被われると思っていた。

   

P1060299P1060293  だが、南西面では、森がなくなる上部は、猛烈な強風が雪を吹き飛ばし、岩が露出している。

   

林道でみた生き物達の痕跡
標高1200mの西臼塚からの林道にも雪が積もっている。アニマル・トラック観察の条件が整った。

P1100378 大宮林道は除雪されている。この林道を最も利用しているのは生き物たちかもしれない。。ニホンジカの足跡が続いている。

 

P1060313P1060318P1060316_2   誰かがじっとこちらを見つめている。ニホンジカだ。
行きは、大宮林道で46頭、北山林道で11頭、帰りは9頭、合計66頭を目撃した。殆んど雌と幼獣のグループ。緑のササ(スズタケ)をくわえたまま、林道に飛び出してきたシカもいた。

P1100396 ヤマドリ。

   

P1100403 ニホンリス(走っている)。

       

P1100405 イノシシ(後側の副蹄が特徴)。

      

P1100427左方向へ疾走中のテン、後ろ足が前足の前にきている。テンの糞? そのほかネズミ類や野鳥の足跡もある。

   

P1100434 北山林道沿いは、ヒノキ、ウラジロモミ、カラマツの植林が多い。ミズナラの樹木は少なく、クマ棚は確認できなかった。

   

P1100511P1100482  大沢(三沢標高1500m)では、山梨側から静岡側へ沢を渡るニホンジカを目撃した。良く見ると、幾筋ものトラックが雪の中につけられている。

 

P1060347_3 多くの野鳥の鳴き声が聞こえる。横浜の我が家にも良く訪れるヒヨドリが、こんな山地でもキハダの実を食べている。カケスとゴジュウカラも観察できた。

    

雪に覆われた林道では、ほとんどゴミが見えない。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 大宮林道、北山林道

5.ビニール類
(4)破片 1
6.鉄類
(8)アルミ飲料缶 1

                                                 以上

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2008年1月21日 (月)

活動報告 08-02 樹皮剥ぎの季節

  活動日・時間 2008年(平成20年)1月20日(日)13:00 - 15:00 
活動区域 水が塚、須山口登山歩道

水が塚 曇り、雪、気温-1.5゜C
参考: 山頂 気温 -15.6゜C、湿度89%、631.4hPa(13時) 、河口湖上空4Km W 33m/s (13時)

P1100213 午前中、富士宮にて開催された富士山エコレンジャー講習会に、新たにエコレンジャーの資格研修受講の方々と参加。静岡県自然保護室の大場さんの「富士山の動物」を聴講する。大場さんは哺乳類が専門。ツキノワグマの富士山個体群調査やニホンジカの個体数管理のお話は、何度うかがっても興味ぶかい。

  

P1100192P1100220 午後、水が塚から須山口登山歩道1.5合目まで歩く。数日前の積雪が、数センチ残っている。

  

P1100235P1100238   真新しい樹皮剥ぎが目だつ。生々しく痛々しい。ウラジロモミをはじめとする針葉樹の大径木に多い。

 

P1100245P1100254 細い広葉樹は、全周剥がされている。

    

P1100224P1100227P1100228  昨年の12月に見つけた大径木の剥ぎ痕が広がっている。良く見ると、上部と下部では樹木の形成層に残るニホンジカの剥ぎ痕のパターンが異なる。 

 

Dsc00465 センサー・カメラには、雪におおわれた地面から採食できないオスジカが、角で樹皮を傷つけている様子が写っている。この後、上顎の歯茎と下顎の門歯で樹皮を剥ぐのだろうか。 

  

1600mを超えたところでも、ニホンジカの足跡は多い。このあたりのニホンジカの個体群は雪が降っても、もっと低い標高のブナ・ミズナラ林へ移動しないのかも知れない。

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2008年1月 6日 (日)

活動報告 08-01 動物たちの痕跡(続)

活動日・時間 2008年(平成20年)1月5日(土)8:50 - 16:50 
活動区域(登山道名、合目など) 大宮林道、北山林道、白塚林道

午前中曇り、午後快晴
参考: 山頂 気温 -17.3゜C、湿度31%、628.8hPa(12時) 、河口湖上空4Km W 26m/s (12時)

P1060082 白塚からみた山頂部分。

    

P1060265 夕暮れの富士山

  

動物の痕跡探しに南西部の林道を歩く。
1200mから1400mにかけては積雪なし。

ツキノワグマの痕跡に出会う。
南西部は、ウラジロモミ、ヒノキの針葉樹人工林が多い。
部分的にあるブナやミズナラの落葉広葉樹林帯は、ツキノワグマをはじめとする、いきものの生息に適しているようだ。

P1060159P1060047  クマ棚(7箇所) ミズナラのドングリを採食するため、枝を折り、尻の下に敷いたもの。棚にならず、折った枝が残っている場合もある。

   

P1060054_2P1060164   ツメ痕(3箇所)  ブナやミズナラにつけれていた。上り下りの爪痕とクマハギ(樹皮剥ぎ)とがあるようだ。

   

   

    

    

       

P1060147P1060167  クマの糞(3箇所) 冬眠前に、お腹いっぱいどんぐりを食べたようだ。

    

P1060034P1060203  オオタカ(左)とトビ(右)が飛翔していた。

  

7時間の行程で目撃したニホンジカは27頭。2~7頭のグループが多い。P1060140
P1060172  沢の水壺は厚く凍っている。枯葉の多い壺は結氷しにくく、ニホンジカはそれを利用しているようだ。 

  

テンの糞を3箇所でみる。

林道には、弁当類、缶類、ペットボトルなど食事に関係したゴミが多い。ツキノワグマの生息地であり、弁当類の残飯を食べる可能性がある。ゴミ回収マナーの徹底をお願いしたい。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 大宮林道、北山林道、白塚林道

2.布類
(4)その他 糸 1
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 25
(2)弁当関係類 12
(3)菓子容器類 7
(4)使い捨てライター 1
(5)破片 4
(6)その他 網 1
4.発泡スチロール類
(1)弁当関係類 2
(4)破片 1
5.ビニール類
(2)袋類 11
(3)紐類 6
(4)破片 3
(5)その他 テープ 1
6.鉄類
(2)飲料缶 3
(8)アルミ飲料缶 11

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2007年12月25日 (火)

活動報告 07-27 アニマル・トラック(動物の足跡)

活動日・時間 2007年(平成19年)12月24日(月)8:30 - 12:00 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚・須山口登山歩道・須山口下山歩道

晴れ
参考: 山頂 気温 -16.3゜C、湿度30%、629.7hPa(10時)

P1090906 12/22、23と雪が降ったらしい。

  

P1090913 水が塚周辺の南麓の森も10数センチの積雪。

   

雪の季節の楽しみのひとつ、アニマル・トラック(動物の足跡)。

P1090960 ニホンジカの足跡は、いたるところにある。新しい角とぎや樹皮剥ぎ。

    

P1090926 キツネの足跡。ほぼ直線に近い歩行。

キツネの足跡は、側方の2指の前部を結ぶ線が中央2指を結ぶ線より後。

     

   

       

P1090910 イヌの足跡。キツネとイヌはともにイヌ科でよく似ている。
イヌは、側方の2指の前部を結ぶ線が中央2指を横切るといわれている。

    

P1090946 指が5つ、爪がでており、大きさからみれば、ツキノワグマかもしれない。
足跡がすこし古くはっきりしない。

 

ゴミ収集記録(調査票に対応) 

5.ビニール類
(3)紐類 7

6.鉄類
(2)飲料缶 1

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2007年12月13日 (木)

活動報告 07-26 冬の訪れ

活動日・時間 2007年(平成19年)12月12日(水)9:00 - 16:00 
活動区域(登山道名、合目など) 高鉢・ガラン沢ハイキング・コース、水が塚・須山口登山歩道

晴れ
参考: 山頂 気温 -10.1゜C、湿度89%、631.6hPa(14時)

P1090753 11月下旬、12月初旬、中旬と水が塚からみる富士は、少しずつ冬の訪れが深まっていくようだ。

 

P1090759 冬季閉鎖中のスカイライン登山道ゲート近くのガラン沢ハイキングコースの案内板(富士山自然休養林保護管理協議会)もリニューアルされた。

 

前々から約束していた富士市教育委員会の史跡踏査に同行し案内した。自然遺産とともに文化遺産も保全作業のお手伝いをして、子や孫たちの世代に引き継ぎたい。

P1090795 水が塚の森もすっかり冬支度が整ったようだ。

   

P1090799 ウラジロモミに新しい樹皮剥ぎが目立ちはじめる。

 

ハイキング・コースにはビニール紐やビニール・テープのマーキングが目だった。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 

1.紙類
  (2)菓子容器類 3
  (5)タバコ吸殻 5
  (8)その他 ホカロン 1 

2.布類
(2)タオル等 1
(4)その他 紐類 12

5.ビニール類
(3)紐類 35
(4)破片 2
(5)その他 テープ類 3

6.鉄類
(2)飲料缶 1
(8)アルミ飲料缶 1

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2007年11月25日 (日)

活動報告 07-25 冬期閉鎖

活動日・時間 2007年(平成19年)11月23日(金)8:30 - 13:30 
活動区域(登山道名、合目など) 高鉢・ガラン沢ハイキング・コース

晴れ
参考: 山頂 気温 -14.4゜C、湿度34%、635.5hPa(11時)

P1090580 水が塚から見る富士山は、強風のためか雪が少くなった。

  

11月26日から、富士山新五合目までの県道(富士宮口、御殿場口、須走口)が冬期閉鎖で通行止となる。

高鉢駐車場のトイレも冬期閉鎖となった。

P1090581 高鉢駐車場にあるハイキングコースの案内板(富士山自然休養林保護管理協議会)がリニューアルされた。地図は正確だ。各コースが記号で表示されている。コース名称も欲しいところだ。

    

P1090602 ハイキング・コースにはビニール紐やビニール・テープのマーキングが目だつ。「どうして、こんなところに必要なのか」と思うところに数メートル間隔でつけられている。

   

P1090644 動植物など自然環境への負荷とともに、どれだけ自然景観が台無しになっていることだろう。

 

ゴミ収集記録(調査票に対応) 

1.紙類
  (5)タバコ吸殻 16 

2.布類
(3)切端 2

3.プラスチック類
(1)ペットボトル 1
(2)弁当関係類 1
(3)菓子容器類 1
(5)破片 4

5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 63
(5)その他 テープ類 34

6.鉄類
(2)飲料缶 1
(8)アルミ飲料缶 1

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2007年11月18日 (日)

活動報告 07-24 マーキングは止めよう

活動日・時間 2007年(平成19年)11月17日(日)8:00 - 17:20 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道、高鉢・ガラン沢ハイキング・コース

晴れ
参考: 山頂 気温 -13.5゜C、湿度35%、630.9hPa(12時)

P1050705P1050704  今年一番の寒気。水が塚から見る富士山は、森林帯まで薄く雪に覆われている。雪を被るとブルドーザー道が引っかき傷のように目だつ。

P1090464 水が塚の森の入り口もすっかり冬化粧。

 

  

P1090483 今日も、雄ジカの「フィーヨ、フィーヨ」という鳴き声が聞こえる。冬毛が落ちている。

 

P1090475P1090476  ニホンジカに樹皮剥ぎされたウラジロモミ。裏側をみると、ほんの数センチ幅で樹皮が残っている。周辺部の仮導管が傷つくと水分補給ができなくなり枯死する。

  

 

  

      

P1090493 氷の中に、春に咲くミツバツチグリの花が美しい。晩秋に咲くのは、温暖化の影響だろうか。

  

P1090566 須山口登山歩道1800m倒木帯の架かり木が、下へずり落ちた。登山者は、ずり落ちた高さ1m程の大木の下を潜る。危険だ。

   

P1090562 御殿庭から登る途中で登山道の洗掘が進んでいる。

        

P1090560 御殿庭のカラマツに新しいマーキングがある。赤や緑のペンキとオレンジ色のフェルト、ピンク色のビニール紐。同じ場所になぜ。自然環境への負荷や景観への影響を考え、止めて欲しい。     

P1090578ビニール紐は直ぐに裂け、小片が散布される。野鳥は巣づくりに使い、ヒナがビニール片に絡まって死亡するケースがある。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 

1.紙類
  (5)タバコ吸殻 1 

2.布類
(3)切端 4

3.プラスチック類
(3)破片 1

5.ビニール類
(3)紐類 209
(5)その他 テープ類 23

8.ゴム類
(5)その他 輪ゴム1 ゴム紐 8

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活動報告 07-23 平成20年研修開始

活動日・時間 2007年(平成19年)11月11日(日)9:30 - 12:00 
活動区域(登山道名、合目など) 水が塚、須山口登山歩道

晴れ
参考: 山頂 気温 -6.9゜C、湿度97%、636.4hPa(9時)

P1050658 御殿場口にて、雲間から見える富士山上部は積雪(凡そ2800m以上)。風の中、トビが滑空旋回している。

   

P1050674今日から平成20年度の富士山エコレンジャー研修がスタート。今年は、現地実習から開始された。ベテランのエコレンジャーが指導。
御殿場口、双子山、幕岩を廻るコースで、富士山の自然環境を学ぶ。

   

P1050683 水が塚から始まる須山口登山歩道を歩く。1.5合から上で最近つけられたビニール紐のマーキングが目立つ。標識の近くにもある。周りの景観にピンク色が全くあわない。ビニールはすぐに解(ほつ)れて、自然環境への負荷が多い。やめてください。 

 

P1050691 雄ジカの「フィーヨ、フィーヨ」という鳴き声が聞こえる。遊歩道にもニホンジカの落し物がいっぱい。

     

P1050694 「ジャー、ジャー」とカケスの鳴き声が聞こえる。野鳥の羽が散らばっている。誰にやられたのだろう。 

   

P1050701P1050700  お胎内への入り口に登山道の案内板がある。その横に、須山口登山歩道の迂回注意が設置されていた。本来、水が塚の入り口にあるものと思うのだが?

ゴミ収集記録(調査票に対応) 

1.紙類
(4)衛生物等 1
(5)タバコ吸殻 2 

2.布類
(3)切端 1

3.プラスチック類
(3)菓子容器類 3

5.ビニール類
(3)紐類 13
(5)その他 テープ類 2

             以上

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2007年10月14日 (日)

活動報告 07-22 10月の富士山

活動日・時間 2007年(平成19年)10月13日(土)5:10 - 18:30 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口新5合目、剣が峰、御殿場口下山道、御殿場口新5合目

朝のうち雲が残ったが次第に天候回復。冷たい風が吹き抜ける。
参考: 山頂 気温 -7.2゜C、湿度97%、643.8hPa(14時) 、河口湖上空4Km W 18m/s (14時)

P1080430 御殿場口登山道では、2200mを超えるあたりまでフジアザミが火山荒原に進出している。遠くの二子山(双つ塚)は、オフロード車で、また、植生が荒らされている。宝永噴火から300年たって、やっと二子山頂上まで植物がたどり着いたのに。

P1080445 2600m辺りから見下ろした東面。植生の部分は枯れ色。黒い部分は、大半がスラッシュ雪崩の跡。植物の富士登山とそれを押し戻すスラッシュ雪崩。第一級の自然のせめぎあいが観察できる。

  

P1080433P1080446  今朝方、多量の雨が降ったのか、盛んに水蒸気があがっている。風が強く、面白い造形の雲が現れては消えていく。   

P1080471 ブルドーザー道(3000m付近)には、最近のオフロード・バイクかマウンテン・バイクの轍がある。

    

P1080489_4P1080491_2 7.5合を過ぎた登山道ではコタヌキランやイワツメクサがすっかり枯れてきた。

     

P1080512_2 その中でコケ植物の緑が美しい。

              

P1080527_5 3200mを超えると霧氷がでてくる。やはり、季節は10月だ。胸突き八丁

    

P1080624_3 三島岳   

    

P1080618_2 剣が峰測候所の霧氷が美しい。風で氷が砕けて落ちる乾いた音がいい。

  

  

P1080611_2P1080612_2 霧氷に飾られた景観の中で、富士山山頂のコケ植物(蘚苔類)に強靭な生命力を感じる。

   

御殿場口で出あった登山者は3人。山頂で2人。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 御殿場口、御殿場口下山道
2200mを超える辺りまでタバコ吸殻が多い

1.紙類
(5)タバコ吸殻 22 
(7)紙片 6
(8)その他 銀紙 4
2.布類
(2)タオルなど 1
(3)切端 1
(4)その他 手袋 2 帽子 1 
3.プラスチック類
(3)菓子容器類 1
(5)破片 5
5.ビニール類
(1)衣類 1
(2)袋類 1
(3)紐類 4
(4)破片 1
6.鉄類
(1)缶類 1
(2)飲料缶 1
(6)バッテリー 1
(7)その他 鈴 2 鍋蓋 1
(8)アルミ飲料缶 1
8.ゴム類
(5)その他 ガム 1 ストックプロテクター 1

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2007年10月11日 (木)

活動報告 07-21 森の衰退の兆候 

活動日・時間 2007年(平成19年)10月7日(日)7:30 - 16:50 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口新5合目周辺、水が塚、須山口登山歩道、ガラン沢ハイキング・コース、水が塚

参考: 山頂 気温 2.3゜C、湿度40%、647.5hPa(8時)

オフロード車の乗り入れ

御殿場口新5合目に到着すると、遠くでオフロード・バイクの音がする。双眼鏡でみると、双子山北部の国立公園内をオフロード・バイクが行き来している。遠目にも、秋色になった植生の中を乗り回している。俄かには信じられない。

やがてパトカーが到着。匿名の通報があったという。
何台かパトカーが出動したようだ。

富士山の乗り入れ規制地区に乗り入れると6箇月以下の懲役又は50万円以下の罰金の罰則が適用される。違反者は塀の中の懲役より、ゴミ回収、登山道・遊歩道の補修、トイレ掃除など自然環境に触れ、保全活動に貢献してほしい。

毒キノコ

P1080293 御殿場口付近でキノコの自然観察会をしていた先生に、毒キノコを教えてもらった。ドクツルタケ(左)というテングタケ科のキノコで、欧米では「死の天使」異名を持つ猛毒キノコだ。身近な富士山の森にも発生する。

須山口登山歩道

P1080302 今年スラシュ雪崩の被害をうけた須山口登山歩道の洗掘がすすんでいる。スラッシュ雪崩の堆積物で削れた跡に、大雨の流水の影響だろうか。登山者が歩道の荒れた部分を避けて植生部分を歩き、歩道が拡張されている。

森林の衰退の兆候

P1080341 ガラン沢ハイキング・コース沿いでは、森の衰退が進んでいるようだ。スズタケの矮小化どころか、スズタケがなくなり、下層植生が貧弱だ。大きなウラジロモミやブナの後継樹は育っているのだろうか。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 御殿場口新5合目周辺、水が塚周辺、須山口登山歩道、ガラン沢ハイキング・コース

1.紙類
(2)菓子容器類 1
(5)タバコ吸殻 47 
(7)紙片 12
(8)その他 銀紙 3
2.布類
(3)切端 2
3.プラスチック類
(3)菓子容器類 6
(5)破片 26
(6)その他 1 スノーボード 1
5.ビニール類
(2)袋類 4
(3)紐類 2
6.鉄類
(2)飲料缶 8
(7)その他 2
(8)アルミ飲料缶 5
7.ガラス類
(3)破片 3
8.ゴム類
(2)履物類 2

             以上

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活動報告 07-20  オフロード車乗り入れ防止パトロール

活動日・時間 2007年(平成19年)10月6日(土)10:00 - 12:00 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口新5合目から鈴丸尾往復

参考: 山頂 気温 -0.2゜C、湿度3%、644.0hPa(11時)

富士山自然環境保全連絡会議主催の平成19年度第3回オフロード車等乗り入れ防止パトロールに参加。静岡県や環境省など行政関係の方とエコレンジャーの仲間も協働。御殿場口新5合目から鈴丸尾方面にかけて巡回した。

パトロール中、オフロード車の乗り入れは無かった。

P1080259 鈴丸尾は過去のオフロード車等乗り入れによって植生が痛めつけられている。

  

P1080260 春のスラシュ雪崩跡に大量に現れた空き缶、空きビンを回収した。

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2007年9月23日 (日)

活動報告 07-19  9月の登山者

活動日・時間 2007年(平成19年)9月22日(土)5:00 - 18:30 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口新5合目、剣が峰、御殿場口下山道、御殿場口新5合目

20日に9月の観測史上最高温度の16.2゜Cを記録した富士山頂。今日も天気は安定し、快晴、湿度も低く快適な登山日和。
参考: 山頂 気温 11.4゜C、湿度11%、653.2hPa(14時) 、河口湖上空4Km WSW 5m/s (14時)

フジアザミの群落

P1080026_2 すばらしい展望。秋色になった登山道に沿ってフジアザミが咲いている。

   

P1080033 良く見ると、マルハナバチの仲間だろうか、体中に花粉をつけ蜜をすっている。この一帯は、夕暮れ時にニホンジカの群れに出会うこともある。火山荒原の生態系を観察できる。

    

P1080039 今春の大規模スラッシュ雪崩跡にはまだ植生が回復していない。

    

P1080061 空中を綿毛が舞っている。見ると、冠毛をつけたフジアザミの種子だ。風で遠くへ飛ばされて生息地を広げている。きっと雪崩跡にも発芽するだろう。フジアザミは杭のような直根があり、礫の移動安定化に貢献するという。

P1080044 こうした自然の植生回復を逆方向に戻す人たちがいる。二子塚の斜面には、オフロード車の轍が残っている。新たに付けられた跡もある。この轍から砂礫が崩れ、植生を埋めている。オフロード車を乗り回す人は、一度歩いて足元の自然環境の移り代わりを体験してみませんか。

閉山

御殿場口では、大石茶屋も小屋終い。茶屋の上には御殿場市の登山者数カウンターが設置されている。県の登山標識は設置されており、この時期に登る人にはありがたい。

P1080049 新5.5合(旧2.5合)の小屋跡は、すっかりブルドーザーで撤去された。小屋跡のゴミは未だ残っている。ゴミの撤去もお願いします。

    

P1080113測候所の旧2.8合、旧5.5合の非難小屋の崩壊がまた進んだ。入り口のドアに「この先危険、立ち入り禁止」と4か国語の標識が新たに付けられた。危険だから、小屋の早期撤去を検討お願いします。

   

P1080150 7合目の大砂走りの入り口にあった標識は、県の標識を除いて無くなった。大砂走りへの入り口が分らない。

     

9月の登山者

登山日和のせいか、夏山シーズンの昼間より、多くの登山者に出会あった。御殿場口で40人を超えていた。登山道に沿って回収したゴミの量も減っていない。気象条件からは、十分登れるし、湿度が低く周りの景観も存分楽しめる。混雑を極める7、8月に比べて、静かに自然を楽しむ富士登山ができる。今年のように、残雪で登山道開通が7月18日までずれ込んだり、9月に連休が2回あれば、9月に国立公園を利用しようとする人は多い。

P1080196 なのに、大半の小屋は利用者の要請に応えることなく、9月初めまでに、そそくさと閉めてしまう。9月は、トイレの設備が利用できない。環境省の山頂公衆トイレも厳しい自然環境にあるため、メインテナンスも必要。8月27日で終了せざるを得ないのだろう。

P1080185

山頂の貴重なコケ類の直ぐ脇に用済のカミは全く似合わない。

     

利用と保全のため、バイオトイレの維持活用のしくみとともに、登山者自身が持ち帰ることが必要。登山口で携帯トイレが入手できるなど利用者を支援する仕組みを作って欲しい。

P1080157 実際の利用環境では、携帯トイレに加えてミニテントなどのプライパシーを確保する覆いも必要。

      

こうした9月の利用状況を把握するため、環境省は9月いっぱい各登山道の利用者数を確認してください。

       

富士山頂の自然環境

P1080183

御殿場口をやっとのこと登ると銀明水に到着。そこは、雑然とした工事現場。昨年から工事しているようだ。剣が峰へもブルドーザー道が延びている。

P1080221剣が峰測候所の入り口付近も、崩落を防ぐためなのか、あまりに雑然としている。8合目以上は、浅間大社の所有だが、山頂周回線歩道(お鉢廻り)は、環境省の所管地という。小石一つ採ることができない国立公園特別保護地区に、誰がどんな目的でブルドーザー道を作っているのか。ご存知の方は教えてください。

P1080208 山頂剣が峰の東側は、崩落が進んでいる。それにも増して、剣が峰の測候所の建設や補修に使われた建築資材やワイヤーが放置されたままだ。利用者に「私もちょっとぐらいゴミを捨ててもかまわない」という意識を助長するかもしれない。

P1080207今年から、静岡県のリードで山頂を含めた5合目以上山肌清掃を山岳関係団体、山小屋事業者が取り組みはじめた。環境省も富士山エコレンジャーの仲間も参加した。山梨県も共同開催をおこなった。剣が峰の関係者の方々も、火口壁に引っかかっている資材をぜひ片付けてください。

P1080228剣が峰の馬の背を自転車を担ぎながら、登ってくる人がいる。「富士山は車馬乗り入れ禁止であり、車馬には自転車も含まれているということを環境省から聞いた」という。「上りも下りも登山道を担ぐ」そうだ。それでも,登りでは着用していなヘルメットを持参している。「登山道を自転車を担いで登り降りすると云うことは、他の登山者を危険にさらす」のではと問うと、「9月は閉山期で人は少ないと思った」との答え。ご自身のチャレンジも大切と思いますが、周りの利用者や貴重な自然環境のことも考えて見ませんか。

9月に入って、山頂への自転車持込が跡をたたない。持ち込み禁止を徹底するため、モラルに訴えるのみでなく、下りに利用するブル道を物理的に通行止めにする具体策も検討お願いします。

ゴミ収集記録(調査票に対応) 御殿場口、御殿場口下山道

1.紙類
(2)菓子容器類 1
(4)衛生物など 使用済みの紙 4
(5)タバコ吸殻 16 
(7)紙片 8
(8)その他 銀紙 6
2.布類
(1)衣類 1
(2)タオルなど 8
(3)切端 6
(4)その他 手袋 2 帽子 1 
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 2
(3)菓子容器類 14
(5)破片 8
(6)その他 蓋1 カイロ袋 2
4.発泡スチロール類
(4)破片 2
5.ビニール類
(2)袋類 2
(4)破片 11
(5)その他 ビニールテープ 6 ガムテープ 2
6.鉄類
(2)飲料缶 1
(3)ワイヤー等 2
(7)その他 ストック1 吸殻入れ 1 鈴 4 破片 1 チョコチューブ 1
(8)アルミ飲料缶 キャップ 2 プルトップ 1
7.ガラス類
(3)破片 9
8.ゴム類
(2)履物類 2
(4)破片 1
(5)その他 ゴム紐 3 髪どめ 1
9.木類
(3)その他 ワリバシ 1

             以上

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2007年9月 2日 (日)

活動報告 07-18 富士山頂の自然環境保全

活動日・時間 2007年(平成19年)9月1日(土)5:00 - 18:45 
活動区域(登山道名、合目など) 御殿場口新5合目、宝永第3火口、富士宮口(新6合目から頂上)、剣が峰、御殿場口下山道、御殿場口新5合目

2500m前後まで曇り、それより上は快晴。参考: 山頂 気温 7.9゜C、湿度66%、645.7hPa(15時) 、河口湖上空4Km W 12m/s (15時)

御殿場口・富士宮口新6合目

御殿場口に着くなり、第3駐車場で車のエンジン音とタイヤのきしむ騒音。第1駐車場は、路面に段差をつけて暴走を防止しているが、第3駐車場は未対応。周りの生き物達が活動開始する時刻だ。こうした騒音に晒されると、人間慣れした習性に変わるかもしれない。第3駐車場も対応お願いします。

 

P1070800P1070804二子塚を過ぎたあたりで遊歩道にフジアザミの頭花が転がっている。昨年も同じ場所で同じことがあった。フジアザミの周辺に沢山の足跡がついている。ニホンジカの足跡のようだ。触ると痛いフジアザミを食べるのだろうか。

このコースは、火山性荒原、樹林帯、森林限界、宝永火口とハイキングや自然観察に利用されている。

P1070815 コース標識があるにはあるが,正確性が不足し、バラバラで分りにくい。その影響かもしれないが、ビニール紐を使った道標代わりのマーキングが目だつ。細かく裂けたビニール紐が風でカラマツにまつわりついている。野鳥が巣つくりに使い、ヒナにからまりついて死亡するケースもある。

富士宮口

P1070821_2P1070822_2 新6合目からの富士宮口の道標は、5ヶ国語対応となり、分り易い。早く全ての標識を5ヶ国語対応にしてほしい。9月になっても、外国からのお客様は多い。通行止めと小屋の閉鎖日のお知らせが掲示してある。利用者にとってとても役立つ。

森林管理署関係のボランティアの人たちがに西臼塚から写した富士山のしおりを配布していた。うらに「富士山を大切にしましょう」とある。富士山に関る各方面の方々の地道な活動だ。

 P1070824P1070832_2                                                     登山道にそって、ヤナギランが目を楽しませてくれる。3200mにトンボが停まっていた。

 

P1070839 登山道を外れて歩く人に登山道を使うようにお願いする(2件)。お願いしている間に落石をおこす。ブルドーザー道を上下する人たちが多い。とてもお願いできる数ではない。

タオルや帽子、手袋などが落ちているのが目だつ。ロープの支柱にくくりつけてある。清掃登山に週2,3回来ている年配の方に会った。お互いに「ありがとうございます」と声をかける。

P1070845 頂上直下の岩の段差のところは、今回も改修されていない。

 

 

富士山頂

P1070853 環境省の頂上公衆トイレは8月27日に終了。今年もご苦労様でした。利用者の観点からは、少なくとも登山道閉鎖までは利用させてほしいが、厳しい自然環境にあるのだから修理期間など必要なのだろう。やはり、自分のものは自分で持って帰ることも大切だ。

P1070890 頂で自転車を押している人がいる。富士山では、5合目以上のブル道、下山道は、特別保護地域であるので乗り入れできないむねお願いした。