2009年11月17日 (火)

活動報告 09-17 マーキングはやめよう!

活動日・時間 2009年(平成21年)11月16日(月)8:00 - 17:00 
活動区域 西臼塚、高鉢・ガラン沢ハイキング・コース、御殿庭
天候   曇り
参考   山頂    気温  -10.0゜C、湿度93%、637.1Pa(13時)
             河口湖上空4km  WSW 25m/s(13時)

冬の訪れ
P1090570 P1090593 急に寒くなり、風が強い富士山。



新たなマーキングの乱立
P1090624 P1090625 P1090628 P1090686 P1090693 P1090696 9月まで気づかなかった赤いビニール紐や毛糸のマーキングが数多い。


P1090701 P1090700 古い毛糸のマーキングが枝に食い込んでいる。
その直ぐ近くに新たな毛糸が結んである。

 

P1090634 P1090635 古いビニール紐のマーキングを解くと、樹皮に痕跡が残っている。以前の痕跡もある。

痕跡があれば、どんな状態になるのか分る。マーキングする方は、一年後どうなるか想像してほしい。

歩道の整備?
P1090699 P1090710 歩道脇のトウヒの幼樹の枝がバサバサ切られている。


P1090718 国立公園内の歩道沿いの自然木がバッサリと伐採され、ころがっている。


迷いやすい、歩きにくい歩道はマーキングや樹木損傷の背景になっているのかもしれない。国立公園、国有林にふさわしい歩道の整備がのぞまれる。(トレイル・ランニングのイベントがおこなわれたコースを歩いて)

スカイライン沿いの広告
P1090588 スカイライン沿いにある広告群は、富士山に似合わない。



  

ゴミ回収 336個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
1.紙類
(2)菓子容器類 1
(4)衛生物等 1
(5)タバコ吸殻 2
2.布類
(2)タオル等 1
(3)切端 29
(4)その他 毛糸 69
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 1
(2)弁当関係類 1
(3)菓子容器類 5
5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 134
(4)その他 テープ類 82
6.鉄類
(1)缶類 1
(2)飲料缶 2
(7)その他 プルトップなど 1 アルミ切れ端 3
8.ゴム類
(5)その他 風船 1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月22日 (木)

活動報告 09-16 富士山自然休養林の秋

活動日・時間 2009年(平成21年)10月21日(金)8:00 - 17:00 
活動区域 西臼塚、二合目林道、白塚林道、大宮林道
天候    晴れ、曇り
参考    山頂    気温  -3.8゜C、湿度37%、643.0Pa(12時)
               河口湖上空3km  W 15m/s(12時)

秋深まる
P1080931 南麓の森、富士山自然休養林は秋色に染まっている。


P1080974 P1080981 P1080984 P1080992 P1090013 P1090017 P1090024 P1090072 P1090091 P1090093 P1090108 P1090117 二合目林道、白塚林道で見た紅葉・黄葉。





      

    

のぞまれる遊歩道の整備
P1080950 富士山自然休養林では、自然に親しむ遊歩道がよく利用されている。自然環境の保全と同時に、来訪者の安全、適切な利用のため、案内標識や遊歩道の整備がのぞまれる。

 

ここもスズタケ衰退
P1080953 P1080990 P1080962 標高1200m~1600m・南西部の森もスズタケが矮小化したり、枯れが進んでいる。林床では殆ど実生や稚樹が見つからない。

 

ニホンジカの食害対策
P1090160 P1090171 P1090152 大宮林道周辺では、従来からの防護ネットや間伐材を利用したフェンスに加えて、ヒノキの樹皮剥き対策に金網(ラス)巻きが行われている。こうした人工林での対策とともに、自然林での食害対応もふくめた総合的な個体数管理が要請されている。

   

生き物たち

P1090131 林道脇にカモシカと思われる頭骨をみた。カササギをはじめ野鳥が多い。

 

 

ゴミ回収 181個 ゴミ収集記録(調査票に対応)

P1090175 ゴミの放置は、景観に悪影響を与えるだけでなく、野生動物の誘引、餌付けとなる恐れがあります。富士山自然休養林の適切な利用と自然環境を保全するためゴミは持ち帰りましょう。

1.紙類
(1)食品パック類 1
(4)衛生物等 1
(5)タバコ吸殻 8
(7)紙片 3
(8)その他 ホッカイロ 1
2.布類
(2)タオル等 1
(3)切端 1   
3.プラスチック類
(1)ペットボトル 2
(2)弁当関係類 3
(3)菓子容器類 12
(5)破片 26
(6)その他 薬シート 1
5.ビニール類
(2)袋類 4
(3)紐類 55
6.鉄類
(1)缶類 1
(2)飲料缶 28
(7)その他 プルトップなど 3
(8)アルミ飲料缶 18 
7.ガラス類
(1)飲料ビン 5
(3)破片 3
(4)その他 電球 1
8.ゴム類
(2)履物類 1
(5)その他 ベルト 1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月10日 (土)

活動報告 09-15 スズタケの衰退

活動日・時間 2009年(平成21年)10月9日(金)8:00 - 14:00 
活動区域 水が塚駐車場、須山口登山歩道
天候    晴れ、曇り
参考    山頂    気温  -3.3゜C、湿度13%、636.1Pa(11時)
               河口湖上空4km  WSW 14m/s(11時)

台風一過
P1080579 P1080578 前日の台風18号の風が気がかりで富士山南麓の森を訪れた。 

P1080675 水が塚周辺の須山口登山歩道では枯れ枝が折れているところが数箇所。



ドングリ類
P1080614 森の入り口は色づきが増した。


P1080587 P1080632 昨年凶作だったミズナラには概ねドングリができている。新しいブナの実もみた。



スズタケの衰退
P1080594 須山口登山歩道入り口附近(1450m)のスズタケは,稈(茎)の高さ1~2m、葉の長さは20~30cmで密生。

P1080619 自然林(1500m)では、高さが1m程度となり、葉の長さも半分近く。


P1080730 P1080710 標高1550m地点ではスズタケの高さが50cm以下、葉の長さも10cm以下。場所によっては枯れた所(1600m)もある。

神奈川県丹沢では、ニホンジカが異常に増え、スズタケが矮小化したり、大規模に枯れる現象が報告されている。ニホンジカの増加とスズタケの枯死、矮小化には、因果関係があるかもしれない。

 

生き物達
Img_0005 附近のセンサー・カメラには、ニホンジカ、アナグマ、タヌキ、ハクビシンが記録されていた。左はアナグマ。

Imgp6833 イワニンジンにキアゲハの幼虫がいた。1450mの場所、この季節にいるとは。

 

P1080727 P1080726 アスナロが自生している。


Imgp6829 チビホコリタケか?




ゴミ回収 123個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
Imgp6835 水が塚周辺の歩道、作業道で飲料缶、飲料ペットボトルの放置が多い。野生動物の誘引、餌付けとなる恐れがある。無用な接触を避け、また、自然環境を保全するため、持ち帰りましょう。

3.プラスチック類
(1)ペットボトル 3
(2)弁当関係類 5
(3)菓子容器類 7
4.発泡スチロール類
(4)破片 15
5.ビニール類
(1)衣類 2
(2)袋類 12
6.鉄類
(2)飲料缶 49
(7)その他 プルトップなど 9
(8)アルミ飲料缶 17 
7.ガラス類
(1)飲料ビン 3
8.ゴム類
(3)加工付属品など ゴムキャップ 1

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年9月28日 (月)

活動報告 09-14 亜高山帯2400m附近のニホンジカ食害

活動日・時間 2009年(平成21年)9月27日(日)7:00 - 16:00 
活動区域 水が塚駐車場、富士宮口新五合目、宝永火口、宝永遊歩道
天候    晴れ、曇り
参考    山頂    気温  3.7゜C、湿度57%、649.5hPa(12時)
               河口湖上空3km  WSW 3m/s(12時)

富士山合同フィールドワーク
P1080434 P1080437 富士山自然誌研究会(菅原久夫会長)の合同フィールドワークに、幸運にも急遽参加。哺乳類、トンボ、蟻、鳥類、植生・植物、蝶、地質の先生方に多くのことを教えていただいた。富士山の自然のすばらしさを体感。ありがとうございました。

 

亜高山帯2400m附近のニホンジカ食害
P1080469 P1080470 宝永第2火口縁から富士宮口新五合目に向かう宝永遊歩道(標高2390m)沿いで、シラビソの幼樹とナナカマドの幹が剥皮されていた。また、エコレンジャーの仲間が富士宮口新5合目の駐車場(2370m)で、4頭のニホンジカを目撃。亜高山帯2400m付近まで、自然林のニホンジカ食害が拡大している。

 

気象庁の残置物撤去 その2
P1080402 P1080519 今日は、大型ヘリコプターで水が塚駐車場へ撤去物を空輸。9月24日に見た鋼製防護柵(手すり)や5合5尺避難所のものと思われるブロック破片や板類に加えて、山頂測候所周辺の残置資材と思われる金属単管、木材も。

 

ゴミ回収 26個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
宝永遊歩道沿いで排泄物が放置。
1.紙類
(4)衛生物等 9
(5)タバコ吸殻 6
(8)その他 銀紙 2
3.プラスチック類
(3)菓子容器類(飴) 3
5.ビニール類
(2)袋類 1
(4)破片 2
6.鉄類
(7)その他 プルトップ 1
7.ガラス類
(3)破片 1
8.ゴム類
(3)加工付属品など ゴムキャップ 3

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年9月25日 (金)

活動報告 09-13 気象庁残置物の撤去

活動日・時間 2009年(平成21年)9月24日(木)4:00 - 18:00 
活動区域 御殿場口(新五合目・山頂剣が峰・大砂走り・新五合目)
天候    晴れ
参考    山頂    気温  9.9゜C、湿度25%、649.3hPa(14時)
               河口湖上空3km  E 5m/s(14時)

 

1500m附近での日の出
P1070616 P1070618 夜中に登って山頂まで行かなくとも十分感動。


P1070627 P1070633 日の出とともに赤富士。しばらくしてふと見上げると黒富士の出現。雲の影だ。


気象庁の残置物撤去
P1070999 5合5尺の避難所(2750m)は取り壊され、整地されていた。


P1080188 8合目から頂上までの長田尾根には手すり(鋼製防護柵)はない。


P1080325 剣が峰から見ると、頂上東賽河原(ひがしさいのかわら)も、崖側の手すりが撤去されていた。


P1070948 P1080011 P1080032 P1080102 ヘリコプターによる搬出作業。頂上、東賽河原から撤去物を吊り上げる。3分で5合5尺避難所跡の中継点に運び、吊り下ろす。片道5分の早業。上部からの運搬が終わると、5合5尺避難所跡から水が塚駐車場まで運ぶ。これも片道5分。効率的なピストン輸送を数十回繰り返していた。

 

山頂部の自然環境保全
P1080213 P1080212 御殿場口頂上部の小屋下にあった古いゴミの山が片付けられている。9月初旬に行われた"富士山ごみ減量作戦(山肌清掃)"の成果の一つだ。山肌清掃など山頂部の自然環境保全が着実に進んでいる。

 

頂上付近での注意
P1080332 富士宮口側頂上近くのブルドーザー道は落石が目だつ。


P1080267P1080277 剣が峰・馬の背お鉢めぐり道が歩きづらい。手すりを掴みながら恐る恐る降りてくる登山者は「頂上までの筋肉疲労に加え、急斜面の道は滑りやすく、手すりよりロープを設置してほしい」と話していた。

P1080312 8月に剣が峰の最高点につけたあった崩落注意の警告がない。崩落の危険が無くなったと言うことではない。

 

 

秋を彩る富士山の生き物たち
P1080347 P1080140 P1080348 3300mのイワツメクサの花束。3000mで近くに停まったイワヒバリ。すっかり枯れたオンタデの斜面。

 

P1080372 双子山上空の三日月が長い一日の終わりに出迎えてくれた。




ゴミ回収 72個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
夏シーズンは終わったが、シルバー・ウィーク後のゴミ。トイレ関連のゴミが目立った。
1.紙類
(2)菓子容器類 1
(3)本・新聞など 2
(4)衛生物等 12
(5)タバコ吸殻 6
(7)紙片 8
2.布類
(2)タオル等 2
(3)切れ端 3
(4)その他 靴中敷き 1 テープ 3
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 2
(3)菓子容器類(飴) 7
(5)破片 3
(6)その他 ストロー 3
5.ビニール類
(3)紐類 4
6.鉄類
(7)その他 鈴 1 プルトップ 1 ストックの部品 1
8.ゴム類
(3)加工付属品など ゴムキャップ 3
(5)その他 ガム噛みかす 2
9.木類
(3)その他 割り箸 5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月17日 (木)

活動報告 09-12 火山荒原 植生回復に注意信号

活動日・時間 2009年(平成21年)9月16日(水)7:30 - 17:30 
活動区域     御殿場口駐車場、双子山、宝永第3火口、幕岩、御殿場口
天候      曇
参考      山頂    気温  3.0゜C、湿度10%、642.1hPa(13時)
                 河口湖上空4km NW 13m/s

秋の火山荒原
P1070129 フジアザミは花から下を鋭利に切り落とされている。野うさぎの仕業。

  

P1070167 P1070282 イタドリが黄・紅葉している。

 

Imgp6596 タチコゴメグサは小さな可憐な花をつけていた。


 

ミヤマヤナギの枯れ
P1070260 宝永噴火により破壊された植生が300年をかけて回復中の火山荒原。
植生遷移を目前で見ることができる。


P1070171 P1070178 P1070186 P1070197 P1070201 近年、その回復の担い手のP1070230P1070234P1070268ミヤマヤナ ギが殆んど枯れてきた。



P1070211 P1070216 P1070221 新しい枝を出したものも先端が引きちぎられている。

 

P1070239 大きなミヤマヤナギも1.5m以下の葉はなく、幹が剥がされ、年々樹勢が悪くなっている。

 

P1070188 P1070276 P1070284 P1070293 後継のカラマツ幼樹の大半は、樹皮剥ぎにあい、枯損するものも現れている。

 

P1070179 状況からすると、ニホンジカが係わっているかもしれない。専門家の調査と対応策が緊急課題だ。

 

P1070511 スラッシュ雪崩が発生するとスコリアなどの大量の堆積物が下部へ流出する。自然植生の再生とともに、土砂崩壊・流出防備のため、植生回復がまたれている。


P1070311 P1070551 今回、森林帯で目撃したニホンジカは6頭。ヒメシャラの樹皮も剥がされていた。






  

ビニール紐マーキングは生態系と景観に悪影響
P1070320 P1070141 今回も、数多くのビニール紐マーキングをみた。両端を結んでも解れる。道しるべのロープにマーキングするとは、何なんだろうか。

 

ゴミ回収 147個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
1.紙類
(4)衛生物等 7
(5)タバコ吸殻 6
2.布類
(2)タオル 2
(3)切端 11
(4)その他 毛糸8
3.プラスチック類
(3)菓子容器類 8
(5)破片 9
4.発泡スチロール類
(4)破片 2
(5)その他 保温シート 4
5.ビニール類
(2)袋類 8
(3)紐類 43
(4)破片 35
6.鉄類
(2)飲料缶 4
(5)その他 バッジ 1 プルトップ 2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 8日 (火)

活動報告 09-11 ビニール紐マーキングは生態系と景観に悪影響

活動日・時間 2009年(平成21年)9月7日(月)7:30 - 18:30 
活動区域     水が塚、須山口登山歩道2.5合、3合周辺
天候       晴
参考       山頂    気温  16.0゜C、湿度15%、645.0hPa(14時)
                   河口湖上空3km N 2m/s

季節の移り変わり
P1060849 P1060871 稲穂も垂下がり、快晴の富士山。水が塚のナナカマドも赤い実をつけた。

 

P1060905 P1070022 ウラギンヒョウモンやキベリタテハが舞っている。

   

P1060947 P1070033 岩陰にはダイモンジソウ。亜高山の針葉樹林床にホコリダケ。

  

P1070083 P1070093 ミヤマアキノキリンソウやテンニンソウも咲いている。



ビニール紐マーキングは生態系と景観に悪影響
P1070069 P1070071 P1070073 P1070076 P1070077 P1070078 御殿庭(2000mから2200m)P1070079 P1070080 P1070081 P1070084 P1070086 に解れたビニール紐や毛糸のマーキングが放置されていた。一つや二つではない。5月にも低い標高での状況を報告。ビニール紐が強風で解れ、カラマツの枝に絡みつき、枝が折れていた。野鳥の営巣材料として使用され、幼鳥に絡まりつき死亡するケースもあるという。多くの人々に親しまれている御殿庭の景観も台無しだ。

 

自然林でのニホンジカ食害 (標高2000m~2200m)
P1070060 2000mを越える須山口登山道周辺でも、シラビソやコメツガの幼樹を中心に針葉樹の樹皮剥ぎによる枯れが進んでいる。

P1070042 P1070062 亜高山帯の林床は、緑の部分が多いが、良く見ると樹皮の食害による枯損が増えている。2100m附近で、オスジカを一頭目撃。

P1070091 P1070096 1700m附近の倒木帯ではシロヨメナが一斉開花。ニホンジカはきっとシロヨメナが嫌いなのだろう。


P1070105 思いのほか暑い一日のエコレンジャー活動も終わり。夕闇に沈んでいく御山が美しい。

 

ゴミ回収 121個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
1.紙類
(5)タバコ吸殻 1
(7)紙片 1
(8)その他 ポケットティシュ 1
2.布類
(2)タオル 2
(3)切端 15
(4)その他 毛糸4
3.プラスチック類
(3)菓子容器類(飴) 4
5.ビニール類
(3)紐類 68
(4)破片 3
(5)その他 テープ 22

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 5日 (土)

活動報告 09-10 須山口登山歩道に注意信号

活動日・時間 2009年(平成21年)9月4日(金)7:00 - 9:30 
活動区域   水が塚、須山口登山歩道1.5合
天候       曇
参考       山頂    気温  4.4゜C、湿度95%、648.6hPa(8時)
                   河口湖上空3km  WNW 1m/s

秋の訪れ
Imgp6270 Imgp6271 森の入り口(1480m)にも秋が訪れはじめた。イタヤカエデの黄葉が一足先に始まった。

 

Imgp6283 登山歩道沿いのイタヤカエデには、病害があるようだ。夏の長雨の影響か。

 

Imgp6289 シロヨメナの花も夏の終わりを告げている。




須山口登山歩道に注意信号
Imgp6305 Imgp6303 Imgp6287 Imgp6281 Imgp6284 来訪者に親しまれている須山口登山歩道(水が塚・宝永火口)が黄色信号だ。土壌浸食、オーバーユースによる登山道の複線化・拡幅化、植生破壊が随所にみられ、登山道が荒廃している。利用には十分注意しよう。

Imgp6275 登山道周辺の自然植生は、ニホンジカの影響を強く受けているようだ。笹(スズタケ)の枯死も広がっている。

Img_0011

センサー・カメラには今年誕生した小鹿が記録されている。メスは、栄養状態がよければ2歳から子を産む。毎年着実に増加しているようだ。自然植生への影響が広がっている。  

Imgp6288 ウラジロモミの大径木は、幹周りが全て樹皮剥ぎにあい枯れてしまった。やがて倒れる。通る人は注意が必要だ。

 

 

 



ゴミ回収 16個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
3.プラスチック類
(2)弁当関係類 2
(3)菓子容器類(飴) 2
(6)その他 たばこの吸い口、スポーツ・ゼリー 2
5.ビニール類
(2)袋類 3
(3)紐類 2
(4)破片 3
6.鉄類
(1)缶類 1
7.ガラス類
(2)瀬戸物・陶器 1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月20日 (木)

活動報告 09-09 携帯トイレ持参すべし

活動日・時間 2009年(平成21年)8月17日(月)5:00 - 19:00 
活動区域 御殿場口(新五合目・山頂剣が峰・大砂走り・新五合目)
天候    晴れ
参考    山頂    気温  6.9゜C、湿度41%、651.8hPa(14時)
               河口湖上空3km  NNE 3m/s(14時)

残雪、天候不順、事故、遭難が続いた7月も終わり、8月中盤になってやっと夏山かと思ったのに、早くも富士山では秋の気配を感じた。

 

Imgp5484 Imgp5492 日の出とともに御殿場口新五合目(1430m)を出発。ベニイタドリが朝焼けに映えている。

Imgp5530 御殿場口は、宝永噴火(1707年)でほとんど植生が壊滅し、森林限界が低い。現在でも度々スラッシュ雪崩がおきる。植生の回復と自然の猛威を観察できるフィールドだ。登る度に、長大な裾野と高度感を体験できる世界クラスの国立公園登山道だ。

Imgp5547 今年から登山標識が整備された。新標識は、富士山の自然環境に良く似合っていると思う。次郎坊など懐かしい地名が出ている。

 

Imgp5579 今日もまたブルドーザーが人員輸送をしている。一般の登山者が眺めている。

 

Imgp5722 7合目では、かなりの速度で後進しながら下山してくるブルドーザーを見た。ブルドーザー道の交差部の登山道で待機していた登山者は、ブルドーザーが近づくと、小走りで避難した。

 

Imgp5735 Imgp5734 7合目から上にオンタデが群生している。いつか、来訪者が「植えたの?」と聞いたほどだ。登山道に山地帯で見かける印象的なクジャクチョウがいる。気流にのってきたのだろう。

Imgp5764 ポールのプロテクターを片方無くしたおじさんに出会う。ちょうどスペアがあったので差し上げる。

 

Imgp5792 7月に遭難があった長田尾根では、お二人のご冥福を祈る。


Imgp5865 頂上剣が峰への最後の登り「馬の背」はさらに荒廃がすすんだように見える。急斜面の上り下りに難渋する。かって、ここでブルドーザーに出会い、手すりの外へ退避した怖い経験を思い出す。

Imgp5885 最高点・剣が峰の岩に「崩壊の危険あり」という表示があった。



Imgp5843 Imgp5925 頂上浅間大社奥宮近くのお鉢めぐり沿道に、比較的新しい人の排泄物が2箇所あった。嘔吐物も多い。


山頂部公衆トイレは4:00~16:00まで利用可能。ご来光目的で夜間登山する方は、落石への注意とともに、山頂部は日の出前、夏でも4、5°と寒く、寝不足や登頂の疲れもあって体調を崩しやすい。また、身動きできないほど大勢の登山者が滞留している場合があることを知っていて欲しい。折角の富士登山が、嫌な思いでにならないように。

Imgp5912 公衆トイレに表示されている小5大樹くんの提案は的確だ。「携帯トイレ持参すべし」


Imgp5952 14時間のゆっくりとした登山のあと、振り返る富士山御殿場口は美しい。



ゴミ回収 175個 ゴミ収集記録(調査票に対応)
Imgp5959 登山者が比較的少ない御殿場ルートでも、お盆休暇明けで、通常の夏山期間中のゴミのパターンになっている。トイレ関連のゴミが目立った。

1.紙類
(2)菓子容器類 16
(4)衛生物等 8
(5)タバコ吸殻 36
(8)その他 トイレの紙 20
2.布類
(1)衣類 9
(2)タオル等 10
3.プラスチック類
(1)ペットボトル類 2
(3)菓子容器類(飴) 21
(5)破片 18
(6)その他 マスコット1
5.ビニール類
(2)袋類 1
(3)紐類 4
(5)その他 ビニール傘 1 テープ 8
6.鉄類
(1)缶類 1
(4)乾電池 3
(7)その他 鈴2 プルトップ 2 プレート 1 王冠 2
7.ガラス類
(1)飲料ビン 1
(4)その他 メガネ1
8.ゴム類
(2)履物類 1
(5)その他 ゴム紐 1
9.木類
(3)その他 割り箸 1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月27日 (土)

活動報告 09-08 自然環境保全体験

活動日・時間 2009年(平成21年)6月26日(金)9:30 - 17:30 
活動区域 富士宮口新5合、宝永火口ハイキン・グコース、スカイライン道沿い、水が塚、須山口登山歩道1.5合周辺
天候     晴れ・曇
参考     山頂    気温  4.6゜C、湿度15%、647.4hPa(10時)
                河口湖上空3km  NNW 5m/s(10時)

静岡県新規職員研修会(自然環境保全体験)に参加
午前中は、富士宮口新5合目、新6合目、宝永第2火口壁をめぐるハイキング・コースを富士山エコレンジャーの仲間たちと参加し、研修生の皆さんへ説明。
Imgp4723 新6合目では、県自然保護室の中村さんが、オガクズ方式のバイオ・トイレを解説。

 

Imgp4726 日沢では、今年のスラッシュ雪崩で吹き飛ばされたダケカンバをみて自然環境の厳しさと森林限界付近に見られる植生の豊かさを共有。研修生の皆さんからは「砂礫の山のイメージが強かったが、植物の豊かさを知った」といった声が聞かれた。

Imgp4728 午後のスバルライン沿いのゴミ拾いでは、路肩のヤマオダマキの開花やニホンジカの白骨なども観察。そうした場所へのゴミ捨てに「なんでこんなところに捨てるのか」など研修生の皆さんどうしで話し合っていた。「また、富士山を訪れたい」という声も多かった。

   

夏山間近
Imgp4754 Imgp4733梅雨の晴れ間に上部が霞んでみえた。6月下旬にしては残雪が多い。 森の入り口は、すっかり夏の緑になっていた。

Imgp4748 Imgp4742 ムシカリ(オオカメノキ)はすでに緑の実(秋の訪れと共に紅くなる)をつけている。歩道沿いのギンリョウソウには、蟻が動き回っていた。

 

キハダの伐採
Imgp4732 15cm程度のキハダが地際で伐採されていた。周りのスズタケも採られている。


  

ゴミ回収 44個 ゴミ収集記録(調査票に対応)

1.紙類
(5)タバコ吸殻 15
(7)紙片 6
(8)その他 タバコ箱 2
3.プラスチック類
(3)菓子容器類(飴) 2
(5)破片 14
(6)その他 3
4.発泡スチロール類
(4)破片 1
5.ビニール類
(3)紐類 2
6.鉄類
(7)その他 プルトップ 1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧