6月3日(日) 午前中、富士宮口新五合目から宝永火口縁、宝永遊歩道にて「登山実践」。講師は、小山秀峰山岳会の岩田さん。
団体で登りはじめる時は、最初、団子状にならないよう、5分程は早めに歩いて、列を伸ばした方がよい。なるほど(もちろん、新五合目についたら、直ぐに歩き出さず1時間ほど体を高度に慣らし、ストレッチなど準備運動は忘れずに。雪に覆われた登山道では、雪質を確認してトラバース。富士山では、軟らかい雪の表面でも、下が固い氷の時もある。狭い登山道では、お互いのザックがぶつからないように、向き合ってすれ違うなどなど基本を再確認。
午後は、富士宮市西公民館へ移動。富士宮署の清水さん、二ノ宮さん、石井さんによる「危機管理」。
富士山の山岳遭難の特徴。①外国人が非常に多い(14%)。②中高年以下の若年者の割合が多い。③月別では8月の53件、7月の39件で、この夏場二ヶ月で年間の60%強。④夏場は、一般的な登山者というより、観光客の延長と考える方が適当(自分がどこから登ったかも分らず道迷いなど)。
遭難救助の生々しい映像を見る。山岳救助隊の方は、遭難者救助のため、命をかけた仕事をしている。感動した。
富士山でも5月にスキー中骨折した遭難者をへり救助したそうだ。登山口に「スキーやスノーボードは危ないので止めよう」との看板がたっている。午前中、新六合目から見上げると、10名を超えるスキーヤーがいた。もちろん、ご本人のためにも、それから万が一のときの救助隊の方の安全のためにも、看板の横を通り過ぎる時、今一度考えて欲しい。
実技のデモンストレーション。簡易救助法のひとつ。サブザック逆さにして、負傷者を運ぶ。
エコレンジャー活動で、救助要請をされたときの行動をアドバイスいただく。
①事故状況(ケガの様子、場所、天候など)を冷静に判断
②110か119に通報
③山小屋や他の登山者に救助協力の要請
④軽ければ自力で下山してもらう
⑤必要なら付き添って下山
今回で、平成19年度富士山エコレンジャー講習会終了。毎回、中味の濃いお話をしてくださった講師の先生方ありがとうございました。また、企画運営くださった連絡会仁藤会長ならびに県自然保護室の市川さん、一緒に討論した受講生のみなさまありがとうございました。
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