静岡県は森林情報公開の先進県 その3
2020年4月、静岡県はG空間情報センターで、「静岡県 富士山南東部・伊豆東部 点群データ」を公開した。「静岡県 富士山南東部・伊豆東部 点群データ」は、航空レーザ計測や、航空レーザ測深、移動計測車両により取得統合した高精度3次元点群データ。
以前紹介した静岡県CS立体図は、航空レーザー測量で、樹冠下の地形を 1.0m メッシュ程度の高解像度で計測したデータを使用しているが、今回の点群データは、航空レーザー測量で1.0平方mあたり16点以上の高密度データとなっている。
ビャクシンの自生地として知られる大瀬崎(QGISによる点群データの2D表示)
QGIS LAStoolsによる3D表示
点群データから作成した樹冠表面の等高線図
公開された点群データは防災を始め様々な分野での利用が進められている。
●2021年7月3日静岡県熱海市土石流災害ドローンレーザ計測データ
富士山南麓の点群データがオープン・データとして公開され、富士山南麓の歩道やその周辺自然環境の保全、減災に使われ、持続可能な利用が進むよう期待している。
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