富士山国有林森づくり
5月30日(土)に富士市大淵、富士山国有林202林班で開催された富士山国有林森づくり連絡協議会のシカ被害対策検討会に参加。昨年11月に開催された共同事業に続くもの。
開会の挨拶で、連絡協議会の仁藤浪会長は、ニホンジカ食害の影響の大きさにふれ、「植えても、植えても鹿の数にはかなわない。次の10年はやり方を変える」と指摘された。
静岡森林管理署の猪股森林ふれあい係長から、麻テープ幹巻きによるブナ大苗への対策を親切ていねいに指導いただいた。
4月に開催された平成21年度富士山3776自然林復元大作戦(植樹活動)では、ニホンジカの食害対応として初めて、大苗の植栽が行われた。2mを越える大苗では、梢端部へシカの口が届かず、食害対策として効果があるといわれている。ただし、大苗は、根系の発達が難しいそうだ。
ブナの大苗の周りにパッチ状に植えられた1mに満たない広葉樹は、残念なことに、1月の間に殆んど梢端部を折られている。
今回、食害対策としてミズナラやマユミに、地際から1mほど麻テープで幹巻きをし、その上部には、昨年試行した麻テープのホチキス留めにしてみた。幹の保護と、上部の枝葉にストレスをかけずに保護することとを狙っている。今後モニタリングで効果を確認したい。
閉会の挨拶で、永井静岡森林管理署長から、ニホンジカの食害対策には、ニホンジカの個体数管理が必要とのお話があった。また、連絡協議会会長の仁藤さんが富士山自然林回復活動への多大な貢献で、「国民の森林づくり」推進功労者表彰を受賞されたとの紹介があった。
参加された各団体の皆さまや連絡会の事務局を担当されている森林管理署のみなさま、いつも準備指導いただいているNPO富士山自然の森つくりのみなさま、意見交換や指導ありがとうございました。
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